年賀状じまいの正しい伝え方と文例テンプレート集|失礼なく感謝を伝える方法

年賀状じまいテンプレート

※アイキャッチ画像はイメージです。記事の内容や実際の商品とは異なる場合があります。


年に一度のご挨拶として長く続けてきた「年賀状」。でも最近、「準備が大変…」「そろそろやめようかな」と思っていませんか?

そんなときに注目されているのが「年賀状じまい」という選択です。


この記事では、「年賀状じまいって失礼じゃないの?」「どう伝えればいいの?」「どんな文例があるの?」といった疑問を持つあなたのために、失礼なく円満にやめられる方法を文例付きでご紹介します。

テンプレートやデザインの工夫、やめた後のつながり方まで網羅しているので、これから年賀状を見直したい方にぴったりの内容です!

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目次

これからの新常識?年賀状じまいとは

年賀状じまいの意味と背景

「年賀状じまい」とは、これまで長年続けてきた年賀状のやり取りを終了することを相手に伝えることを指します。年賀状の習慣は日本の長い伝統の一つであり、毎年新年の挨拶として欠かせないものでした。

しかし近年では、ライフスタイルの変化やデジタル化、また高齢化に伴う体力的・金銭的な理由から、年賀状のやり取りをやめる人が増えてきています。


「年賀状じまい」という言葉自体も比較的新しいものですが、背景には「お互いに無理なく続けられる関係を大切にしたい」という前向きな思いが込められています。

ただし、単にやめるのではなく、「今までありがとう」「これからは別の形でご挨拶を」といった感謝の気持ちを伝えることが大切です。


昔ながらの慣習をやめることに抵抗を感じる方もいますが、現在では失礼に当たらないような文例や丁寧な伝え方が定着してきており、「年賀状じまい」は新たなマナーのひとつとして受け入れられつつあります。

年賀状じまいを考えるタイミング

年賀状じまいを考え始めるタイミングは人それぞれですが、多くの人が「高齢」「仕事の退職」「子どもの独立」など、人生の転機を迎えたときに検討することが多いようです。

また、近年では年賀状の準備が負担に感じられるようになったときや、郵便料金の値上げをきっかけにする人も増えています。


特に体力的な理由や家族の事情で「年末年始の準備が大変」と感じた場合、「今年で最後にしようかな」と考えるのは自然な流れです。

さらに、SNSやメールで気軽に連絡が取れるようになったことも、年賀状じまいを後押しする要因の一つです。

ただし、急に連絡を絶つような形になると、相手に不安や不快感を与えてしまう可能性もあるため、「次の年賀状を送る前の年末」や「年賀状としての最後のご挨拶の中」で丁寧に伝えることがベストなタイミングといえます。

年賀状じまいが広まった理由とは

年賀状じまいが一般化してきた背景には、さまざまな社会的・技術的な変化があります。

ひとつは、インターネットとスマートフォンの普及。LINEやSNSなどで手軽に新年の挨拶ができるようになり、紙の年賀状にこだわらない人が増えました。


また、2020年前後からのコロナ禍によって、人との物理的なつながりの見直しが進み、「本当に大切な人とのつながり方」を改めて考える人も増えました。

これにより、「形式的な年賀状よりも、必要なときに連絡を取り合いたい」という価値観が浸透してきたのです。


さらに、物価や郵便料金の上昇、はがき印刷のコストや手間など、経済的な理由も大きな要因です。年賀状じまいは、こうした現代のライフスタイルや価値観の変化に適応した「新しい常識」として定着しつつあります。

年賀状じまいは失礼にあたる?

「年賀状じまい」と聞くと、失礼なのでは?と不安になる方も多いかもしれません。しかし、結論からいえば、丁寧な言葉と気配りのある表現であれば失礼にはなりません。

むしろ、何の連絡もなく年賀状をやめてしまう方が、相手にとっては不安や戸惑いを感じる原因になってしまいます。「もう年賀状は出しません」という意思をきちんと伝えることで、お互いの理解と信頼が深まることもあります。


大切なのは「これまでの感謝」をきちんと伝えることと、「これからの関係も大切にしている」という前向きな気持ちを表現することです。

相手の年齢や関係性に応じて、文面や伝え方を工夫すれば、年賀状じまいは礼儀正しく行うことができます。

年賀状じまいを伝えるときの心構え

年賀状じまいを伝えるときは、相手との関係性や気持ちを大切にすることが基本です。

形式的に「やめます」と一方的に伝えるのではなく、「今まで本当にありがとうございました」「これからもよろしくお願いします」という感謝と未来への配慮が伝わるように意識しましょう。


また、相手が年上の場合や長年の付き合いがある場合は、丁寧な言葉遣いを選ぶことが大切です。気を遣いすぎて逆に堅苦しくなる必要はありませんが、「相手の立場を思いやる姿勢」が伝わるだけで、印象は大きく変わります。

「年賀状はやめるけど、関係はこれからも続けたい」という前向きな気持ちを添えることで、円満に年賀状じまいを伝えることができるでしょう。

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年賀状じまいを伝えるタイミングとベストな方法

いつ伝えるのがベスト?タイミングのポイント

年賀状じまいを伝える最も自然なタイミングは、「最後の年賀状を出すとき」です。

つまり、「今年で年賀状のご挨拶を最後にします」と一言添えて、これまでのお礼とともに伝える方法が、もっとも受け入れられやすいスタイルとされています。


理由はシンプルで、年賀状じまいは“お別れ”ではなく、“新しいスタイルへの移行”だからです。

新年の挨拶としてこれまで通り年賀状を送りつつ、その最後に「これを区切りとさせていただきます」という形にすると、相手も自然に受け止めてくれます。


逆に、年賀状のやり取りが途切れてから、あとで「もう出しません」と伝えるのは、やや唐突な印象を与えることがあります。

また、年末ギリギリや1月の中旬以降など、相手がすでに準備を終えてしまったタイミングでは、混乱を招くこともあります。

おすすめは、12月中旬から下旬にかけての年賀状準備時期に、メッセージを込めて伝える方法です。文面に悩んだときはテンプレートを活用し、相手に失礼のないよう気持ちを込めて書くと良いでしょう。

ハガキで伝えるのが一般的?他の手段との比較

年賀状じまいを伝える方法として最も一般的なのは、やはり「ハガキ(年賀状)で伝える」方法です。これまで紙の年賀状でやり取りしてきた相手には、最後までその形式で感謝の気持ちを伝えることが一番丁寧で自然です。

一方で、現在ではメールやLINE、メッセージアプリを利用している人も多いため、必ずしもハガキにこだわる必要はありません。

特に年賀状を送らず、普段からデジタルなやり取りが中心の相手には、メールなどのツールで「ご挨拶をやめること」を伝えるのも問題ありません。


以下に主な手段と特徴をまとめます。

手段向いている相手メリット注意点
ハガキ目上の人・年賀状文化が強い人丁寧で正式な印象手間と費用がかかる
メール取引先・仕事関係フォーマルな文章が書けるスパムと誤認されることも
LINE・SNS親しい友人や家族気軽でタイムリーカジュアルすぎる場合も


伝える手段は相手との関係性に応じて選びましょう。大切なのは「相手がどう受け取るか」を意識することです。

メールやLINEで年賀状じまいはアリ?ナシ?

メールやLINEでの年賀状じまいは、相手との関係性によっては「アリ」です。特に最近ではデジタル化が進み、年賀状自体を出していないという人も増えているため、メールやLINEで伝えるのは失礼にはあたりません。


ただし、注意したいのは文面のトーンです。たとえ気軽な連絡手段であっても、「年賀状をやめます」とだけ伝えると無礼な印象を与える可能性があります。

そのため、「今までのご挨拶、ありがとうございました」という一文や、「これからも変わらぬお付き合いをお願いします」といった気持ちを忘れずに添えることが大切です。


また、LINEのグループチャットやSNSの投稿で一斉に伝える方法もありますが、特にお世話になった方や目上の方には個別に伝える方が無難です。一言添えるだけで、相手に与える印象が大きく変わります。

相手の年齢や性格を考慮し、メールやLINEでも心が伝わるように工夫しましょう。

年賀状じまいをする相手の選び方

年賀状じまいは「全員一括」でなくてもかまいません。関係性や事情に応じて、送り先を絞る形でもOKです。例えば、以下のような分け方が一般的です。

  • 形式的な関係(年に1度しかやり取りがない)→ 年賀状じまいの対象にする
  • 長く親しい関係(昔からの友人・親戚)→ 継続、または別の形で挨拶
  • ビジネス関係(取引先・仕事関係)→ 退職や異動のタイミングで整理


特に仕事関係の場合は、会社や役職を離れたときに「これを機に…」という形で年賀状を終える人が多いです。友人関係では、日頃から連絡を取っているかどうかが判断材料になります。

また、高齢者や遠方に住む親戚などは、年賀状が唯一のつながりということもあるため、丁寧な配慮が必要です。相手の立場に立って、誰にどう伝えるかを考えることが、スムーズな年賀状じまいのコツです。

注意したい!年賀状じまいで誤解を生まないコツ

年賀状じまいは、言い方を間違えると「縁を切りたいのかな?」「関係を断たれた?」と誤解されることがあります。そうした誤解を防ぐためには、次の3つのポイントを意識しましょう。

  1. 感謝の気持ちを必ず伝える
     これまでのご挨拶への感謝を、冒頭または結びの言葉として入れましょう。
  2. これからの関係性に言及する
     「今後も変わらぬお付き合いをお願いします」と添えることで、関係継続の意志を伝えられます。
  3. 体調や環境の変化を理由にする
     年賀状をやめる理由が明確であれば、相手も納得しやすくなります(例:高齢、退職、引越しなど)。


また、「年賀状はやめますが、お元気でお過ごしくださいね」など、明るく前向きな言葉を添えるのも効果的です。年賀状じまいは終わりではなく、新たなスタートのひとつ。

誠実な言葉で気持ちを伝えれば、円満に進められます。

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使える!年賀状じまいの文例テンプレート【シーン別】

フォーマルな相手向けテンプレート(上司・取引先など)

ビジネス関係や目上の方への年賀状じまいは、特に言葉選びに注意が必要です。失礼のないよう、丁寧な敬語を使い、感謝とお礼の気持ちをしっかり伝えましょう。

形式ばっていても、誠意が伝わる文面が安心されます。

文例

拝啓

新春の候 皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
長年にわたり、年始のご挨拶をさせていただいておりましたが、私事ながら高齢により筆を取ることが難しくなってまいりました。
つきましては、誠に勝手ながら本年をもちまして年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

敬具


フォーマルな文例は、少し堅い印象になりますが、相手が上司や取引先であれば、むしろその丁寧さが安心材料になります。「控えさせていただく」という表現は非常に穏やかで角が立ちません。

カジュアルな相手向けテンプレート(友人・親戚など)

親しい友人や親戚には、少しやわらかい表現で、あなたらしさが伝わる年賀状じまいの文面が好印象です。あまり堅苦しくせず、感謝と気持ちが伝わる言葉選びがポイントです。

文例

あけましておめでとうございます。
いつも年賀状をありがとう。おかげさまで今年も元気に新年を迎えることができました。
さて、突然のお知らせで恐縮ですが、年賀状でのご挨拶は今回をもって一区切りとさせていただきたく思っています。
これからも変わらずよろしくね!また近いうちに会えるのを楽しみにしています。


このように、気取らずフランクに、でも失礼にならない文面が理想的です。「ありがとう」と「これからもよろしく」を含めるだけで、温かい気持ちがしっかり伝わります。

高齢者向けの丁寧なテンプレート

高齢の親戚や恩師などには、やや丁寧な文調を保ちつつ、わかりやすく、あたたかみのある文面が好まれます。突然の終了を感じさせない「体調や生活の変化」を理由にするのが安心されます。

文例

新年のご挨拶を申し上げます。
いつも温かいお心遣いをいただき、本当にありがとうございます。
このたび、加齢により筆を取ることが少しずつ難しくなってまいりましたため、誠に勝手ながら本年をもちまして年賀状によるご挨拶を終えさせていただこうと思っております。
これまでのご厚情に心より感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬお付き合いを賜れれば幸いに存じます。
本年が素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。


「一方的な終了」ではなく、「生活の事情でやむを得ず」というニュアンスを出すことで、相手にも理解されやすくなります。

メール・LINE向け短文テンプレート

デジタルなやり取りが中心の相手には、メールやLINEでシンプルに伝える方法もおすすめです。ただし、あまりにも事務的にならないように気をつけましょう。カジュアルでも心のこもった文章が大切です。

文例(メール)

あけましておめでとうございます。
いつも年賀状をありがとう。今年もよろしくね!
今年のご挨拶をもって、年賀状は一区切りとさせていただくことにしました。
これからも変わらず連絡させてもらえたらうれしいです。
寒さ厳しき折、ご自愛くださいね。


LINEであれば、もっと簡潔でも問題ありません。ただし、絵文字の使いすぎには注意し、最低限のマナーは保つよう心がけましょう。

SNSやブログで年賀状じまいを発信する場合の例文

最近では、SNSやブログなどで「年賀状じまい宣言」を行う人も増えています。

広く発信する場合は、個別に送れないことへの配慮や、見た人が不快に感じない文面を意識しましょう。

文例(SNS投稿例)

【お知らせ】
長年、年賀状でのご挨拶をさせていただいておりましたが、今後は環境やライフスタイルの変化により、年賀状での新年のご挨拶を控えさせていただくことにしました。
これまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


このように、SNSでは少し改まった表現でまとめると好印象です。写真やイラストを添えることで、柔らかい印象に仕上がります。

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年賀状じまいのデザインとレイアウトの工夫

年賀状じまい専用のデザインは必要?

年賀状じまいを伝える場合、専用の特別なデザインが必要かどうかは迷うポイントですが、結論から言うと「必須ではないが、工夫することで印象が良くなる」と言えます。

年賀状じまいとはいえ、相手にとっては“いつも通りの年賀状”のつもりで受け取るものです。そこで、内容だけでなく、見た目でも「感謝」や「節目」の雰囲気を伝える工夫をすることで、相手にやさしく丁寧な印象を与えることができます。


特におすすめなのが、落ち着いた色合いや和風モチーフを使ったデザインです。派手なイラストやおめでたい干支のモチーフよりも、桜・梅・扇子・鶴亀などの「和の美しさ」を感じさせる絵柄が、年賀状じまいにふさわしい雰囲気を作ってくれます。

また、シンプルな背景に文字だけの構成でも十分です。その場合は、余白を生かしてすっきりとした印象にすることで、誠実さが伝わります。派手さよりも「丁寧さ」や「節度」が大切です。

感謝の気持ちが伝わるレイアウトのコツ

デザインだけでなく、文章の配置や構成も相手に与える印象を大きく左右します。感謝の気持ちが自然に伝わるレイアウトには、いくつかのコツがあります。

  1. タイトル(冒頭の挨拶)を上部中央に配置
     「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」などの挨拶は、これまでの年賀状と同様に上部に配置しておくことで、違和感なく読み始めてもらえます。
  2. 年賀状じまいの本文は中央や下部に配置
     本題である「年賀状じまい」のメッセージは中央から下部に配置し、自然な流れで読んでもらえるようにします。いきなり書き出すと唐突な印象になるので、前段に「これまでの感謝」を入れましょう。
  3. 右下に名前・住所・連絡先を記載
     一般的な年賀状と同様に、差出人情報は右下に。これはフォーマルな印象を保つ定番の位置です。


シンプルながら、相手への気遣いが感じられる配置を意識しましょう。

画像やイラストの活用例

年賀状じまいといっても、堅苦しくする必要はありません。あたたかみのあるイラストや、個性が伝わる写真をうまく活用することで、受け取った人に良い印象を残せます。


おすすめのイラスト例

イラストモチーフ印象・意味合い
梅の花春らしく上品で、区切りにもふさわしい
和紙風の背景落ち着いた和風の雰囲気
鶴や亀長寿や感謝を象徴する縁起物
扇子節目を意味するアイテムとして活躍
手書き風イラスト親しみやすく、やわらかい印象に


手書きのイラストをスキャンして使う人もいますし、無料素材サイトで年賀状じまい向けのテンプレートを探して活用するのもよいでしょう。

挿絵やワンポイントとして、小さなイラストを添えるだけでも印象が変わります。

見やすく、わかりやすい文字の配置とフォント

文章の内容が丁寧でも、読みづらいフォントや配置だと相手に伝わりにくくなってしまいます。そこで、見やすくて伝わりやすい文字の選び方と配置のポイントをご紹介します。

  • フォントは明朝体や楷書体がおすすめ
     特にフォーマルな印象を与えたい場合には、明朝体や楷書体が定番です。読みやすく、上品な雰囲気を演出できます。
  • 行間は少し広めにとる
     行と行の間隔を少し空けることで、文章が読みやすくなり、目にも優しくなります。
  • 強調部分は太字・下線などで工夫
     「本年をもちまして年賀状を終了させていただきます」など、重要なメッセージには軽く装飾を加えることで、相手が見逃さずに読んでくれます。
  • 余白をしっかりとる
     文字を詰めすぎないことで、読み手にとって快適な印象を与えます。ごちゃごちゃした印象にならないようにしましょう。

無料で使えるテンプレートサイト紹介

年賀状じまいのテンプレートを無料でダウンロードできるサイトもたくさんあります。文章やデザインに迷ったときは、これらを活用するのがおすすめです。

サイト名特徴
いらすとや手書き風のかわいいイラストが豊富。カジュアル向けに最適
Canva(キャンバ)デザインテンプレート多数、文字編集も簡単
郵便局の年賀状特設サイトフォーマル向けテンプレートや文例も掲載
素材Goodシンプルでおしゃれなテンプレートあり。商用利用もOK
ACイラスト多様なジャンルのイラストが豊富。検索性も高い


これらのサイトでは、文面だけでなくデザイン済みのテンプレートも多く、簡単に編集できる形式(PDF・PNG・Wordなど)でダウンロード可能です。パソコンやスマホがあれば誰でも使えるので、ぜひ活用してみてください。

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年賀状じまいのあとに考えたい人とのつながり方

年賀状をやめたあとでも続けたいご縁とは

年賀状じまいをすることで、「年に一度のやり取り」が終わってしまうことに寂しさを感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、年賀状をやめる=関係を終わらせるということではありません。

むしろ、「本当に大切にしたい人と、より深いつながりを持つチャンス」とも言えます。

年賀状という形式を手放したからこそ、改めて「今後も関わっていたい人」は誰かを見つめ直すことができます。


例えば、

  • 長年の親友
  • お世話になった恩師
  • 離れて暮らす家族や親戚
  • 定期的に近況報告をしたい人


など、「形式よりも想い」でつながっていたい相手とは、年賀状以外の方法で関係を続けていくことができます。年賀状じまいをきっかけに、「もっと直接的なつながり方」にシフトしてみるのも良いでしょう。

手紙やメールでの新しいつながり方

年賀状じまいの後でも、季節のご挨拶や近況報告をしたいという気持ちは変わらないものです。そのような場合には、形式にこだわらず「手紙」や「メール」でやり取りをするのがオススメです。

手紙は、相手にとって特別感があるもの。年に一度のタイミングでなくても、ふと思い出したときや季節の節目に手紙を書くことで、より心のこもったやり取りができます。便箋に手書きで伝える言葉は、年賀状以上に相手の心に届きます。


また、メールやメッセージアプリなら、より気軽に頻度を増やせるのがメリットです。年賀状よりもタイムリーに気持ちを伝えることができるため、「ふだんは会えないけどつながっていたい」関係にぴったりです。

どんな形でも、「相手を思う気持ち」が伝われば、それが最も素敵なつながりの形になります。

季節のご挨拶はどうする?残す?

年賀状じまいをしても、四季折々のご挨拶を続けたいという方も多いでしょう。そういった場合には、「暑中見舞い」や「寒中見舞い」などの季節の挨拶状を活用する方法があります。

特に、年賀状をやめた最初の年には「寒中見舞い」でご挨拶を送ることで、「突然やめた」と相手に誤解を与えることなく、丁寧に気持ちを伝えることができます。

寒中見舞いの文例

寒中お見舞い申し上げます。
寒さ厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、私事で恐縮ですが、本年より年賀状によるご挨拶を控えさせていただいております。
これまでのご厚情に心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご交誼のほど、よろしくお願い申し上げます。


また、暑中見舞いや残暑見舞い、秋の便りなど、季節に応じたご挨拶状を不定期に出すことで、より自然な交流が生まれます。「季節を感じるつながり」は、年賀状とはまた違った魅力があります。

SNSを活用した現代のつながり維持術

年賀状じまいをしても、現代ならではの方法でつながりを保つことができます。その代表がSNSの活用です。Facebook、Instagram、LINEなどを使えば、日常の一コマを簡単にシェアでき、お互いの近況を自然に知ることができます。

たとえば、年始の挨拶として「今年もよろしくお願いします」と写真付きで投稿したり、お誕生日や記念日にメッセージを送ったりと、気軽なやり取りが可能です。

これにより、「形式ではなく、気持ちの通った交流」が生まれやすくなります。


ただし、SNSには注意点もあります。

  • 相手がSNSを利用しているか確認する
  • 投稿の頻度や内容に配慮する
  • 個別のメッセージと、全体投稿を使い分ける


形式的な挨拶をやめたからこそ、日常の中で自然につながることができるのが、SNSの良さです。

無理なく続けられる「感謝の伝え方」

年賀状じまいをしたからといって、感謝の気持ちや相手とのご縁を軽くする必要はまったくありません。

むしろ、無理なく、自分のペースで続けられる方法を見つけることが、より良い関係を長く続けるコツです。

たとえば、

  • 思い出したときにLINEで「元気?」と連絡してみる
  • お中元・お歳暮の代わりに手書きのメモを添える
  • 会えたときに「ずっと感謝してるよ」と直接伝える


このような「小さな気遣い」が、年賀状以上に心を打つものです。大切なのは「感謝は言葉にしなければ伝わらない」ということ。

形式に縛られない、あなたらしい方法で気持ちを伝えていくことが、これからの時代に合った新しい“つながり”の形です。

【年代別】年賀状じまいの書き方と文例集

◆ 40代向け 年賀状じまい

40代の方が年賀状じまいを考える場合、ライフスタイルの変化やSNS・デジタル連絡への移行をやんわり丁寧に伝える文例を紹介しています。

👉 40代向けの文例はこちら

◆ 50代向け 年賀状じまい

50代の方向けには、これまでのご厚誼への感謝と今後の連絡方法への切り替え意向を、丁寧に伝える文例をまとめています。

👉 50代向けの文例はこちら

◆ 60代向け 年賀状じまい

60代の方の年賀状じまいは、体力面や時間の負担を理由にすることが理解されやすく、感謝を込めた丁寧な例文が役立ちます。

👉 60代向けの文例はこちら

◆ 70代向け 年賀状じまい

70代ならではの体力や筆記への負担を理由に、心のこもった年賀状じまいの伝え方を紹介しています。

👉 70代向けの文例はこちら

◆ 80代向け 年賀状じまい

80代の方向けには、これまでのご厚意への感謝と柔らかな終活の形として年賀状じまいを伝える文例をご紹介しています。

👉 80代向けの文例はこちら

よくある質問(FAQ)

Q1. 年賀状じまいは失礼にあたりますか?
A1. 丁寧な言葉で感謝を伝え、前向きな意思表示をすれば、失礼にはあたりません。相手に配慮した文面が大切です。

Q2. 年賀状じまいはいつ伝えるのが良いですか?
A2. 最後の年賀状を送るタイミング、または年末の準備時期にあたる12月中旬〜下旬が自然です。

Q3. 年賀状じまいの文例はどこで探せますか?
A3. この記事内でシーン別(上司、友人、高齢者向けなど)の文例テンプレートを紹介しています。無料テンプレートサイトも併せて活用しましょう。

Q4. 年賀状じまいの代わりにどんな方法で挨拶できますか?
A4. 手紙、メール、LINE、SNS投稿、寒中見舞いや暑中見舞いなどが代替手段として有効です。

Q5. 全員に年賀状じまいを伝えるべきですか?
A5. 全員でなくてもOKです。関係性に応じて続けたい相手と、やめる相手を選んでも問題ありません。

まとめ

年賀状じまいは、決して人との縁を切るものではなく、「これまでの感謝を伝える」とともに、「無理のない関係性に移行する」ための新しいマナーです。

特に近年では、デジタル化や高齢化、生活スタイルの変化により、年賀状に代わるつながり方を選ぶ人が増えています。


この記事では、年賀状じまいの意味や背景から、伝えるタイミングと方法、文例テンプレート、デザインの工夫、さらにはその後のつながり方までを丁寧にご紹介しました。

大切なのは、相手への感謝と配慮を忘れないこと。形式にとらわれず、心を込めた言葉やちょっとした連絡が、年賀状以上の温かい関係を築いてくれるでしょう。


年賀状じまいを前向きなステップとして受け止め、「これからの自分らしい人との関わり方」を見つけてみてください。

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