ホワイトデーのお返し。マシュマロの本当の意味は悪いものではない?

マシュマロ ホワイトデー

※当ページには広告が含まれています。

スポンサーリンク

そのまま食べても焼いて食べてもおいしいマシュマロ。

男女問わずに人気のあるマシュマロですが、ジャムやチョコクリームが入った種類もあるので、いろんな味を楽しむことが出来ます。

バーベキューが終わった後のお菓子としても、串にさして七輪など火を囲んで焼いて食べるのもまた楽しみの一つでもありますね。

また、ココアに入れる事でより美味しくいただく事が出来て2度美味しいお菓子でもあります。

 

メレンゲ、ゼラチンなどで作られた低カロリーでおいしいお菓子のマシュマロですが、ホワイトデーの贈り物としてはどういった意味が込められているのでしょうか?

この記事では、マシュマロの本当の意味や、渡すべき相手についてまとめさせてもらいました。

 

【スポンサーリンク】

マシュマロってどんなお菓子?

マシュマロとは

マシュマロの材料はメレンゲにシロップを加え、さらにゼリーで固めた後に粉をまぶしたものとなっています。

古くは古代エジプトにて、「marsh mallow」というアオイ科の植物がマシュマロの元となった由来とされています。

この植物の根をエジプトの王族がすりつぶして薬として使っていたので、今とは全く違った用途でした。

現代ではマシュマロを作る際はこの植物は使われず、砂糖、卵白、ゼラチン、水あめを原料として作られています。

 

ホワイトデーの日に贈るマシュマロの意味

ホワイトデー 贈り物

マシュマロはふわふわとして柔らかいくちどけで、口に含めるとすぐに無くなってしまいます。

その為、「すぐにでも忘れてしまいたい人」「あなたの事が嫌いです」といった意味となります。

もしそういった事を知らず、好意のある方にマシュマロをプレゼントしてしまった場合、そこで関係が途切れてしまうといった残念な結果となり兼ねません。

特に恋人や奥さんへプレゼントする際は、極力控えておいた方が良いかと思われます。

 

また他にも、すぐに溶けて無くなる事から「優しくお断りをさせてもらいます」といった残念な意味合いもあるようです。

いずれにせよ、現代においてはホワイトデーにマシュマロを贈るという事は、相手に対して好意を持つ事とは真逆の意味が込められているようです。

 

ちなみにマシュマロ以外の贈り物の意味については、コチラの記事でまとめています。

他のお菓子と比較しながら贈り物を選ぶようにすると、より良い贈り物が出来るかもしれません。

【関連記事】

ホワイトデーのお返しとなるお菓子17選。それぞれの意味一覧

 

マシュマロの本当の意味

ホワイトデー マシュマロ

ホワイトデーの贈り物としてはあまり良い評判を聞かないマシュマロですが、これだとマシュマロがあまりにも不憫すぎる。。

マシュマロもこのような不名誉な意味を持ってホワイトデーの贈り物として生み出されたお菓子では無いものと思われます。

そこで調べたところ、本来は別の意味が込められていた事が分かりました。

 

福岡の和菓子屋さん「石村萬盛堂」がルーツ

起源を辿ると、石村萬盛堂さんが1978年の3月にマシュマロデーを始めた事がきっかけとなります。

そこで初代の社長さんが「バレンタインデーに女性が男性にチョコを贈る習慣があるのであれば、男性が女性にお返しの贈り物をプレゼントしてもいいじゃないか」と考えた事をきっかけに、和菓子の技術を用いてマシュマロを製造する事となりました。

なぜマシュマロを贈る事がバレンタインデーのお返しになるのかというと、鶴乃子という卵白で包み込む和菓子がベースに作られており、それが「バレンタインのお返しをマシュマロで包み込んでお返しします」といったコンセプトとしてマシュマロに込められていました。

 

女性が男性にチョコを渡して終わりではなく、「贈り合う気持ちを大事にしたい」という願いから、マシュマロデーとして発案されるきっかけとなっていきました。

その後、時代が経過する過程でマシュマロデーからホワイトデーへと名称が変わっていきました。

 

マシュマロを贈る相手

プレゼント

マシュマロには好意とは正反対の意味を持つという事もあるので、ホワイトデーのお返しとしてマシュマロを贈るのはなるべく控えた方が良いかもしれません。

ですが、そういった意味を踏まえてマシュマロを贈るという行為を選択するのも一つのチャレンジではありますね。

もちろん、相手を選ぶ必要があるかもしれませんが、それなりの理由を付けて贈る事でユーモアな演出をする事が出来るかもしれません。

 

義理チョコへのお返し

バレンタインデーの際に、義理チョコだと明らかに分かってしまう贈り物だった際に、売り言葉に買い言葉ではないですが、ちょっと冗談っぽく演出して渡してみるのも良いかもしれません。

相手次第ではノリに応えてくれるかもしれないので、案外好印象を持たれる事でしょう。

とはいえ、ある程度気心が知れた人でないと難しいかもしれないので、そこは相手を見定めておく必要があります。

すんなりと受け入れてもらえるのであれば、むしろ仲が良い事の裏返しでもあるかもしれませんね。

 

本来の意味を添えて贈る

マシュマロの本来の意味を強調して贈る事で、やり方によっては知的な印象を与える事にもなるかもしれません。

先ほども述べたように、ホワイトデー贈り物となるマシュマロには、石村萬盛堂さんが発案したマシュマロデーが起源となっています。

本来は「贈り合う気持ち」を大事にするため、「マシュマロに包んでお返しします」といったコンセプトに立ち返り、その気持ちを大事にしたいという事を伝えて渡すと良いでしょう。

 

まとめ

ホワイトデーのお返しとしてマシュマロを贈る意味と、本来の意味についてまとめさせてもらいました。

現在ではマシュマロを贈る事は、相手に対してネガティブな思いを持っているという意味となっていますが、本来の意味をくみ取って贈ってみると、また違った発見があるかもしれませんね。

では、ここまでお読み頂きありがとうございました。

 

テキストのコピーはできません。