【保存版】親戚へのお歳暮お礼状の書き方!堅苦しくない文例&マナー解説




年末の風物詩である「お歳暮」。親戚から贈り物をいただいたら、きちんとお礼を伝えたいですよね。でも、「お礼状って堅苦しくなりがちで、どう書けばいいの?」と悩むこともあるのではないでしょうか?

この記事では、親戚向けのお歳暮お礼状の書き方を、カジュアルな文例から目上の親戚向けの例文まで幅広くご紹介します。手紙・はがき・メール・LINEなど、相手に合わせた方法も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

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Contents
  1. 親戚へのお歳暮お礼状、どう書けばいい?
  2. 堅苦しくない!親戚向けお礼状の文例集
  3. 手紙・はがき・メール…親戚にはどれがいい?
  4. 親戚だからこそ気をつけたいお礼状マナー
  5. すぐに使える!親戚向けお礼状のテンプレート
  6. まとめ

親戚へのお歳暮お礼状、どう書けばいい?

お歳暮お礼状の基本マナーとは?

お歳暮のお礼状は、感謝の気持ちを伝える大切な手紙です。しかし、親戚に送る場合、かしこまりすぎるとよそよそしくなってしまうことも。基本マナーを押さえつつ、親しみやすい表現で書くのがポイントです。

まず、お礼状に含めるべき内容は以下の4つです。

  1. 感謝の気持ち(お歳暮を受け取ったことへのお礼)
  2. 品物に対する感想(どのように使っているか、食べた感想など)
  3. 相手の健康や近況を気遣う一言
  4. 結びの言葉(今後の交流や来年もよろしくの気持ちを添える)

また、お礼状はできるだけ受け取ってから1週間以内に送るのがマナー。遅くなってしまった場合でも、できるだけ早めにお礼を伝えましょう。

どんなタイミングで送るのがベスト?

理想的なタイミングは、お歳暮を受け取ったその日か翌日です。ただし、忙しい場合は3日以内を目安に送りましょう。

もし年末ギリギリに届いた場合は、年が明けてからではなく、できるだけ年内にお礼状を出すのがベストです。年明けに送ると、新年の挨拶と混ざってしまい、お歳暮のお礼がぼやけてしまうことがあります。

メールやLINEでもOK?手紙とどっちがいい?

親戚との関係性によりますが、目上の親戚には手紙かはがきが無難です。特に、年配の方は手紙のほうが喜ばれることが多いでしょう。

しかし、普段からLINEやメールでやり取りしている親戚なら、カジュアルなお礼メッセージでもOK。例えば、「美味しいお菓子ありがとう!家族みんなでいただきました😊」といった短いメッセージでも十分伝わります。

お礼状に書くべき内容は?

お礼状に入れるべきポイントを押さえつつ、親しみやすい文章を心がけましょう。例えば、以下のような構成が理想的です。

1. お礼の言葉
「このたびは心のこもったお歳暮をありがとうございました。」

2. 具体的な感想
「いただいた◯◯(品物の名前)、とても美味しく家族で楽しんでおります。」

3. 近況や相手を気遣う一言
「寒い日が続きますが、お変わりありませんか?」

4. 結びの言葉
「またお会いできるのを楽しみにしています。どうぞ良いお年をお迎えください。」

避けるべきNG表現とは?

親戚向けのお礼状では、気をつけたい表現がいくつかあります。

  • 「つまらないものですが」 → 自分の贈り物ではないので使わない
  • 「ご自愛くださいませ」 → 目上の人には「ご自愛ください」が適切
  • 「お体にお気をつけくださいませ」 → 「お体にお気をつけください」が自然
  • 堅苦しすぎる敬語 → 「頂戴しました」より「いただきました」のほうが親しみやすい

お歳暮のお礼状は、感謝を伝えるのが目的なので、相手に伝わりやすい言葉を選びましょう。


堅苦しくない!親戚向けお礼状の文例集

叔父・叔母など目上の親戚へのお礼状

【例文】

拝啓
寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日は素敵なお歳暮をお送りいただき、誠にありがとうございました。

お心のこもった○○(品物の名前)、家族みんなで美味しくいただいております。温かいお気持ちに感謝しながら、新年を迎える準備を進めております。

寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

敬具
○○(自分の名前)


いとこ・兄弟姉妹など親しい親戚へのお礼状

【例文】

「○○(いとこや兄弟の名前)、ありがとう!
お歳暮で送ってくれた△△、めちゃくちゃ美味しくて感激!家族みんなで大喜びだったよ😊

年末はバタバタしてるけど、落ち着いたらまたゆっくり話そうね!寒いから風邪ひかないようにね。」


遠方に住む親戚へのお礼状

「○○叔父さん、叔母さん、先日は素敵なお歳暮をありがとうございました!離れて暮らしていても、こうして温かいお気持ちをいただけるのは本当に嬉しいです。

○○(品物の名前)、家族みんなで楽しませていただきました。次にお会いできるのを楽しみにしています。どうぞ良いお年をお迎えください!」

このように、親戚との関係性に合わせて、お礼状の雰囲気を調整するとよいでしょう。


手紙・はがき・メール…親戚にはどれがいい?

はがきで送る場合のポイント

はがきは、親戚へのお礼状としてちょうど良いバランスの手段です。フォーマルすぎず、かといってカジュアルすぎないため、年配の親戚にも違和感なく受け入れられます。

はがきを使う際のポイントは以下の通りです。

  1. 短くても気持ちが伝わる文面にする
  2. できるだけ手書きで書く(印刷でもOKですが、一言手書きのメッセージを添えると◎)
  3. 季節の挨拶を入れると好印象

はがきでのお礼状の例

「○○叔母さんへ

寒さが厳しくなってきましたが、お元気ですか?先日は素敵なお歳暮をありがとうございました。○○(品物名)、とても美味しくいただいております。

お心遣いに感謝しつつ、新しい年を迎えたいと思います。どうぞ良いお年をお迎えください。

○○より」

シンプルながらも、温かみのあるお礼状になります。

手紙で送る場合の書き方と例文

手紙でのお礼状は、特に目上の親戚やお世話になった親戚に対して有効です。格式ばりすぎないようにしつつ、きちんとした印象を与える文章を心がけましょう。

手紙のポイント

  • 便箋は無地やシンプルなデザインが好ましい
  • 冒頭に季節の挨拶を入れる
  • お礼と近況報告をバランスよく書く
  • 1枚程度にまとめる

手紙の例文

「拝啓

寒さが厳しくなってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

このたびは、心のこもったお歳暮をいただき、誠にありがとうございました。○○(品物名)、家族でありがたくいただいております。お心遣いに感謝するとともに、またお会いできる日を楽しみにしております。

寒さが続きますので、お身体には十分お気をつけください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

敬具

○○(自分の名前)」

手紙は、はがきよりも少し丁寧な印象になるので、年配の親戚や、普段なかなか会えない親戚に向いています。

メールやLINEでのカジュアルな伝え方

最近は、LINEやメールで気軽にお礼を伝えることも増えています。特に、普段からやり取りのある親戚には、LINEでお礼を伝えるのもOKです。

LINEやメールのポイント

  • 文字数は短めでOK
  • 絵文字を適度に使って親しみを出す(年配の方にはシンプルに)
  • 写真を添えると喜ばれる

LINEでのお礼メッセージ例

「○○ちゃん、ありがとう!お歳暮で送ってくれた△△、めちゃくちゃ美味しかったよ✨家族みんなで楽しんだよ😊また今度ゆっくり会おうね!」

メールでのお礼メッセージ例

「件名:お歳暮ありがとう!

○○さんへ

先日は素敵なお歳暮をありがとうございました。△△、とても美味しくて、家族で楽しませていただきました!

寒い日が続きますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。またお会いできるのを楽しみにしています。」

LINEやメールは、短くても気持ちが伝わるようにするのがポイントです。

SNSはアリ?親戚との距離感を考えよう

最近は、SNSでお歳暮のお礼を投稿するケースもあります。ただし、親戚との距離感を考えると、SNSは基本的には避けたほうが無難です。

例えば、以下のようなケースならアリかもしれません。

  • 親戚がSNSをよく利用している
  • 家族ぐるみでSNSでのやり取りをしている
  • もらったお歳暮が特別な品で、感謝の気持ちを広く伝えたい

「○○叔母さんからいただいたお歳暮、すごく美味しかった!ありがとう😊」といった投稿なら、親戚にも伝わりやすいでしょう。

ただし、「もらったものをSNSに載せるのは気が引ける」と思う人もいるため、相手の気持ちを考えて投稿するかどうか判断しましょう。

直接会ったときにお礼を伝えるのもOK?

もちろん、お正月や親戚の集まりなどで直接会う予定がある場合は、直接「ありがとう!」と伝えるのも素敵です。その場合、事前に電話やLINEなどで軽くお礼を伝えておくとより丁寧です。

「お歳暮ありがとう!お正月に会ったときに改めてお礼を言おうと思ってたよ!」と伝えれば、気持ちがより伝わるでしょう。


親戚だからこそ気をつけたいお礼状マナー

目上の親戚に対する敬語の使い方

親戚といっても、叔父や叔母、祖父母など目上の方には丁寧な表現を使うのが基本です。ただし、堅苦しくなりすぎると距離を感じさせてしまうため、ほどよく丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

例えば、以下のような言い回しを使うと、丁寧でありながら親しみも感じられるお礼状になります。

カジュアルすぎる表現適切な敬語表現
ありがとう!ありがとうございます。
もらったよ!頂戴しました。
すごくおいしかった!大変おいしくいただきました。
気をつけてね!どうぞご自愛ください。
また会おうね!またお会いできるのを楽しみにしております。

また、「ご自愛くださいませ」は少し過剰な敬語になるため、「ご自愛ください」のほうが自然です。敬語を意識しつつ、親しみやすい表現を選びましょう。

「家族代表」で送る場合の書き方

家族全員が世話になっている親戚にお歳暮をもらった場合、家族を代表してお礼状を送るのが一般的です。その際、「家族みんなで」といった表現を入れると、温かみのあるお礼状になります。

家族代表としての例文

「拝啓

寒さが厳しくなってまいりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

このたびは、心のこもったお歳暮をありがとうございました。いただいた○○(品物名)、家族みんなでおいしくいただきました。お心遣いに深く感謝いたします。

寒さ厳しき折、どうぞご自愛くださいませ。来年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

敬具」

「家族みんなで」「家族を代表して」といったフレーズを入れると、個人だけでなく家族全体の感謝が伝わります。

もらった品物を具体的に書くべき?

お礼状では、もらったお歳暮の品物を具体的に書くのが理想的です。「おいしくいただきました」とだけ書くより、「○○(品物名)、とても香りがよく、お茶の時間に家族で楽しんでいます」と具体的に書いたほうが、もらった側も嬉しくなります。

ただし、高価な品物や相手が気を使ってしまいそうな場合は、あえて品名を伏せて「お心のこもった贈り物をありがとうございました」と書くのも一つの方法です。

「来年もよろしく」の一言は必要?

親戚へのお礼状には、「来年もよろしくお願いいたします」というフレーズを入れると、より丁寧な印象になります。特に、年末に送る場合は**「良いお年をお迎えください」と添えると好印象**です。

例)
「寒い日が続きますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。」

もし年明けにお礼状を送る場合は、「本年もよろしくお願いいたします」と表現を変えると違和感がありません。

手書きがいい?印刷やメールでも失礼にならない?

お歳暮のお礼状は手書きが理想的ですが、最近では印刷やメールでも失礼にはなりません。ただし、手紙やはがきの場合、手書きで一言でも添えると、より気持ちが伝わります。

それぞれのメリット・デメリット

方法メリットデメリット
手書きの手紙・はがき温かみがあり、誠意が伝わる時間がかかる
印刷した手紙きれいな仕上がりで見やすい少し事務的な印象になる
メール・LINEすぐに送れる、気軽に伝えられる目上の人にはややカジュアルすぎる

相手との関係性に応じて、適切な方法を選びましょう。


すぐに使える!親戚向けお礼状のテンプレート

形式ばらない親しみのあるお礼状

【例文】

○○叔母さんへ

寒くなってきましたが、お元気ですか? 先日は素敵なお歳暮を送ってくれて、本当にありがとう!

いただいた○○(品物名)、とても美味しくて家族みんなで楽しませてもらっています。久しぶりに○○叔母さんのことを思い出しながら、温かい気持ちになりました。

またお会いできるのを楽しみにしています。風邪などひかないよう、暖かくして過ごしてくださいね。良いお年をお迎えください!

○○(自分の名前)


このように、堅苦しくなりすぎず、親しみを込めたお礼状にすると、親戚との距離感がぐっと縮まります。

略式だけど丁寧な文面の例

【例文】

拝啓

寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

このたびは、心のこもったお歳暮をありがとうございました。○○(品物名)、とても美味しく家族みんなでいただきました。お心遣いに感謝いたします。

寒い日が続きますが、どうぞご自愛くださいませ。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

敬具

○○(自分の名前)


ややかしこまった表現ですが、シンプルで誰にでも使える万能なお礼状です。

目上の親戚向け、ややかしこまったお礼状

【例文】

拝啓

師走の候、寒さもひとしお厳しくなってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

このたびはお心のこもったお歳暮を頂戴し、誠にありがとうございました。○○(品物名)、家族一同大変美味しくいただきました。お心遣いに深く感謝申し上げます。

本年も大変お世話になりました。来年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

敬具

○○(自分の名前)


叔父や叔母など、目上の親戚に送る場合は、敬語を適度に使い、格式のある表現にするとよいでしょう。

送り状をつける場合の文例

送り状は、お歳暮をいただいた際に、お返しの品物を送る場合に添える手紙のことです。以下のような文面が適しています。

【例文】

拝啓

寒冷の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

このたびはお心のこもったお歳暮を頂戴し、誠にありがとうございました。家族一同、大変ありがたく頂戴しております。

ささやかではございますが、お礼の品をお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸いです。寒さ厳しき折、どうぞご自愛くださいませ。

敬具

○○(自分の名前)


品物を送る際は、「つまらないものですが」は避け、シンプルに「お礼の品」と表現するとよいでしょう。

送るタイミング別のお礼状サンプル

送る時期文例
お歳暮を受け取った直後「先日は素敵なお歳暮をありがとうございました。とても美味しく、家族みんなで楽しんでいます。」
1週間以上経ってしまった場合「お礼が遅くなり申し訳ありません。先日頂いた○○、とても美味しくいただいております。」
お歳暮が年末ギリギリに届いた場合「年末のお忙しい中、お気遣いいただきありがとうございました。おかげさまで、良い年を迎えられそうです。」
新年になってしまった場合「ご挨拶が遅くなりましたが、昨年は素敵なお歳暮をありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。」

タイミングによって、適切な表現を選ぶことで、より自然なお礼状になります。


まとめ

親戚へのお歳暮お礼状は、形式にこだわりすぎず、相手との関係性に合わせて書くことが大切です。

  • 目上の親戚には敬語を適度に使う
  • 親しい親戚にはカジュアルな表現でもOK
  • 手紙・はがき・メール・LINEなど、相手に合った方法を選ぶ
  • 品物の感想を具体的に書くと喜ばれる
  • 「来年もよろしく」の一言を添えると丁寧な印象になる

お歳暮のお礼は、単なるマナーではなく、感謝の気持ちを伝える大切な機会です。堅苦しくなりすぎず、相手が喜ぶお礼状を心がけましょう!

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