3月のイベント・行事|春に行きたい全国のおすすめお祭り・体験まとめ

3月のイベント・行事

※アイキャッチ画像はイメージです。記事の内容や実際の商品とは異なる場合があります。


「春」と聞いて思い浮かぶのは何でしょうか。

梅や桜が咲き、卒業式や春休み、引っ越しや新生活の準備で街が動き出す――そんな期待に満ちているのが3月です。


この季節になると、日本各地では花の催しや伝統行事、自然体験、グルメイベントなど、春を感じられる催しが数多く開かれます。学生や社会人、家族連れやカップルまで、誰もが楽しめる内容がそろっています。

この記事では、毎年3月に楽しめるイベントや行事を「花・文化・体験・地域」に分けてご紹介します。おでかけや旅行計画の参考として、春を満喫するきっかけになれば幸いです。

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目次

3月のイベント・行事

【3月1日】防災用品点検の日|防災意識を高めるきっかけに

3月1日は「防災用品点検の日」です。家庭や職場にある防災グッズを見直す良い機会として制定されました。日本では地震や台風、大雨などの自然災害が多く、平穏な日常の中で備えを忘れがちになります。だからこそ、年に一度しっかり確認することが大切です。

防災用品は特別なものばかりではありません。懐中電灯、電池、ラジオ、携帯充電器、非常食、水、簡易トイレなど、最低限をそろえておくと安心です。最近は100円ショップでも防災グッズが手に入ります。

また、避難場所や連絡手段を家族で話し合い、避難ルートや安否確認サービスを確認しておくことも重要です。3月1日は「大切な人を守る準備をする日」です。災害はいつ起こるかわかりませんが、備えは今日から始められます。年に一度の点検を習慣にしていきましょう。

【3月3日】ひな祭り|女の子の健やかな成長を願う春の伝統行事

3月3日は「ひな祭り(桃の節句)」です。女の子の健やかな成長と幸せを願う、日本の伝統行事のひとつで、家庭ではひな人形を飾り、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、ひなあられなどを楽しむ風習があります。

その起源は、中国の「上巳の節句」と平安時代の人形遊び「ひいな遊び」が結びついたものとされ、江戸時代に庶民へ広まり現在の形が定着しました。ひな人形には災いや厄を身代わりに引き受けてもらう願いも込められています。

近年はコンパクトな飾りやケース入り、可愛らしいデザインの人形も人気で、「つるし雛」や「流し雛」など地域行事も注目されています。春の訪れを感じながら、家族で穏やかな時間を過ごしたい日です。

【3月5日ごろ】啓蟄(けいちつ)|春の訪れを告げる日

「啓蟄(けいちつ)」は二十四節気のひとつで、毎年3月5日ごろにあたります。冬ごもりしていた虫が土の中から出てくる頃とされ、春の訪れを感じる目安の一つです。草花が芽吹き、鳥のさえずりが増え、気温も徐々に暖かくなっていきます。

「啓」は“ひらく”、“蟄”は“虫が土にこもる”という意味で、土から虫たちが目覚める日を表します。実際の様子には地域差がありますが、自然の変化を繊細に捉えてきた日本人の感性を示す言葉です。

この頃は畑仕事やガーデニングの準備に適した時期で、土を耕したり春の花の苗を植えたりするのに向いています。自然観察や俳句の題材としても親しまれており、啓蟄をきっかけに外へ出て春の気配を探してみるのもよいでしょう。


👉 「啓蟄の候」とは?意味・使い方・季節の挨拶をやさしく解説!

【3月8日】国際女性デー|女性の活躍を考える大切な1日

3月8日は「国際女性デー」です。女性の社会参加や平等について考える日として国連が制定し、英語では「International Women’s Day」と呼ばれます。起源は20世紀初頭の労働環境改善や女性参政権運動にさかのぼり、1975年に国連が正式な記念日としました。

日本でもジェンダー平等や働き方をテーマにした催しが行われ、近年はSNSでの発信も広がっています。シンボルのミモザを贈る文化も知られ、「ミモザの日」として関連商品が登場することもあります。性別に関係なく生きやすい社会を考える大切な機会といえるでしょう。

【3月14日】ホワイトデー|感謝をカタチにする日

3月14日は「ホワイトデー」です。バレンタインデーにチョコレートをもらった人がお返しを贈る日として、日本で生まれました。近年では性別や立場を問わず、「ありがとう」の気持ちを伝える日として広がっています。

発祥は1980年代、日本のお菓子メーカーが「マシュマロデー」として始めたことがきっかけです。その後、キャンディやクッキー、マシュマロに意味があるとされ、さまざまなギフト文化が定着しました。現在はチョコレートや焼き菓子、アクセサリー、雑貨など、多彩なお返しが選ばれています。


3月になると百貨店やスイーツショップには限定商品が並び、街はにぎわいます。最近では環境に配慮したギフトや、自分へのご褒美として贈り物を選ぶ人も増えています。また、家族や友人、職場の仲間など、恋愛に限らず感謝を伝える機会としても活用されています。

ホワイトデーは、お返しだけでなく日頃の感謝を改めて伝える大切な日です。相手を思いながら贈り物を選ぶ時間も、春の素敵な思い出になります。

【3月中旬】卒業式シーズン・新生活準備|旅立ちと始まりの季節

3月中旬になると、日本各地の学校で卒業式が行われます。小学校から大学まで、卒業式は人生の大切な節目となる行事であり、家族や友人、先生との思い出を胸に新しい道へ進む姿は、多くの人に感動を与えます。

当日は袴や制服、スーツなどで晴れの日を迎え、記念写真用のフォトスポットを設ける学校も増えています。SNSでも「#卒業式」「#卒業おめでとう」といった投稿が目立つ季節です。


また、進学や就職に伴う引っ越しや家具・家電の購入など、新生活の準備も本格化します。引っ越し業者の予約が埋まりやすく、新生活セールが行われるなど、社会全体が春の準備に動き出す時期でもあります。

卒業と新生活は、「別れ」と「出会い」が重なる特別な時間です。思い出を胸に、新しい一歩を踏み出す――そんな3月らしい季節といえるでしょう。

【3月17日〜20日ごろ】彼岸入り・春分の日・春彼岸|家族とご先祖様を繋ぐ大切な春の行事

3月17日ごろから始まる「彼岸入り」から、中心となる「春分の日(3月20日ごろ)」を含む7日間は「春彼岸」と呼ばれます。この期間には、ご先祖様のお墓参りをする風習が古くから続いています。

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と定められた国民の祝日であり、昼と夜の長さがほぼ同じになる季節の節目です。太陽が真東から昇り真西に沈むことから、仏教ではこの世とあの世が最も近づく日とも考えられてきました。


そのため、多くの人が墓参りや仏壇へのお参りを行い、花や線香を供えて感謝の気持ちを伝えます。また、春彼岸には「ぼたもち」が親しまれ、秋には同じ食べ物を「おはぎ」と呼ぶ点も特徴です。

春彼岸は、家族や自分のルーツに思いを向ける大切な時間といえるでしょう。

【3月下旬】桜の開花・お花見シーズン|桜とともに始まる春の風物詩

3月下旬になると、日本列島では各地で桜の開花が始まります。地域差はありますが、東京や福岡などでは例年3月20日〜25日頃に咲き始め、春の景色が一気に華やかになります。この時期、多くの人が楽しみにしているのがお花見です。

お花見は、桜の下で食事をしたり、家族や友人と春を祝ったりする日本ならではの行事です。レジャーシートを広げて乾杯する光景や、桜並木を歩きながら写真を撮る姿は、春を象徴する風景といえるでしょう。


近年は、夜桜のライトアップや桜並木のドライブ、川沿いの桜と屋形船など、多彩な楽しみ方も広がっています。桜にちなんだスイーツや地元グルメ、各地の桜まつりも人気です。

一方で、気候変動により開花時期が前後する年もあるため、桜前線やライブカメラで最新情報を確認することが大切です。天候や花粉、体調管理にも気を配りながら、安全に春のひとときを楽しみましょう。

【3月31日】年度末・決算期|1年の締め括りと新年度への切り替え準備のタイミング

3月31日は、日本の社会において「年度末」として特別な意味を持つ日です。多くの企業や学校では4月から新年度が始まる為、3月末は1年間のまとめと新たな準備が同時に進む重要な時期となります。

企業では決算や会計処理、次年度計画の策定が行われ、会議や報告業務で忙しさが増します。また、人事異動や昇進の発表により、気持ちの切り替えが求められる時期でもあります。学校では学年の終了を迎え、成績表の配布や新学年準備が進み、保護者も入学・進級の支度で慌ただしくなります。


さらに、進学や就職、転勤に伴う引っ越し需要が高まり、住まいや家具家電の出費が増える季節でもあります。小売店では年度末セールが実施され、春物をお得に購入できる機会が広がります。

年度末は1年を振り返り、新しい一歩へ向かう節目の時期です。忙しさの中でも前向きな気持ちで締めくくりたいですね。

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春の訪れを感じる全国の花イベント

梅まつり:各地で香る春の使者

春の足音が近づく3月、全国各地で「梅まつり」が開催されます。梅は桜よりも早く咲く「春の使者」として知られ、香り高い花が多くの人を魅了します。

関東では「湯島天神(東京)」や「水戸偕楽園(茨城)」が有名で、見頃に合わせて屋台や野点などの催しが行われ、にぎわいを見せます。白やピンク、紅色の花は写真映えするスポットとしても人気です。

また、梅の香りにはリラックス効果があるといわれ、ゆったりとした時間を楽しめます。梅干しや梅酒など地域の特産品に触れられる点も魅力で、梅まつりは地元の文化や味覚を味わう旅のきっかけにもなります。

河津桜まつり:早咲き桜で春気分満開

3月上旬、静岡県の伊豆半島にある河津町では、全国でも特に早く咲く「河津桜」が見頃を迎えます。河津桜まつりは例年2月中旬から3月上旬にかけて開催され、開花のピークには全国から観光客が訪れるほどの人気イベントです。

河津桜はソメイヨシノよりも色が濃く、鮮やかなピンクが特徴。満開の時期には、川沿いの桜並木がまるでピンクのトンネルのようになり、訪れる人の心を華やかにしてくれます。約850本の桜が連なる景色は圧巻で、桜と菜の花の共演が楽しめるスポットもあります。


会場では、地元グルメやお土産品が並ぶ屋台も充実しており、特産のわさびや干物、おしゃれなスイーツなども楽しめます。夜にはライトアップされた夜桜も幻想的で、昼とは違う美しさが味わえるのも魅力の一つです。

電車でのアクセスも良好で、河津駅から徒歩すぐの場所にメイン会場があるため、日帰り旅行にもおすすめです。春の訪れを一足早く体感できる河津桜まつりは、春の旅先選びに迷ったらまず候補に入れたいイベントです。

菜の花フェスティバル:一面の黄色に包まれる絶景体験

3月中旬から下旬にかけて、日本各地で菜の花が見頃を迎えます。一面に広がる黄色の風景は、思わず息をのむ美しさです。

千葉県の房総エリアや福岡の海の中道海浜公園では、広大な菜の花畑が多くの人を魅了します。明るい色とやさしい香りに包まれる菜の花畑は、心が元気になる春の癒やしスポットです。

会場では菜の花を使ったスイーツや地元野菜のマルシェ、花摘み体験なども楽しめ、世代を問わず親しまれています。春を五感で感じられる特別な時間を、暖かい服装でぜひ味わってみてください。

椿まつり:艶やかな春の彩りを楽しむ

椿(つばき)は古くから日本人に親しまれてきた花で、3月に見頃を迎える品種も多くあります。全国各地で椿まつりが開かれ、とくに有名なのが伊豆大島の「大島椿まつり」です。

島全体が椿で彩られる景色は見事で、例年2月から3月にかけて多くの観光客でにぎわいます。艶やかな花姿や、花ごと落ちる独特の散り方も椿ならではの魅力です。赤や白、斑入りなど品種も豊富で、それぞれに名前がある点も楽しみのひとつといえます。


会場では品評会や写真展、椿油を使った体験なども行われ、花だけでなく文化としての椿に触れられます。伝説や和歌を通して日本の歴史や自然美を感じられることから、落ち着いた大人の春旅にもおすすめです。

桜より少し早く春を告げる花として、椿はひと味違う魅力を持つ存在です。

フラワーパーク・ボタニカルガーデンの見どころ

3月は全国のフラワーパークや植物園(ボタニカルガーデン)でも、さまざまな花が咲き始める時期です。寒さがやわらぎ、チューリップやスイセン、ビオラなどの春の草花が見頃を迎えるため、多くの園では「春の花フェスティバル」などが企画されます。

例えば、静岡の「はままつフラワーパーク」や兵庫の「淡路夢舞台」、長崎の「ハウステンボス」などでは、園内が色とりどりの花でいっぱいになり、まるで絵本の中のような世界が広がります。家族連れやカップル、写真愛好家にも人気があり、週末には多くの人でにぎわいます。


また、温室のある施設では、寒い日でも熱帯植物や珍しいランの花などを鑑賞できるのがうれしいポイント。花をテーマにしたグルメやスイーツ、体験イベント(押し花体験やアロマクラフトなど)も充実していて、1日中楽しめる施設が多いのが特徴です。

花を通して季節の変化を楽しめるボタニカルスポットは、癒しと学びが融合した場所。春のスタートに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

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家族連れに人気の3月限定体験イベント

いちご狩り体験:甘酸っぱい春の味覚を堪能

春といえば「いちご狩り」。3月は旬の時期で、全国の観光農園には赤く熟したいちごが並び、家族連れを中心に人気の体験型レジャーとなっています。

ビニールハウス内で好きないちごを自分の手で収穫し、その場で味わえるのが魅力。摘みたてならではの香りと甘さは格別で、子どもにとっても「選んで食べる楽しさ」を学べる食育体験になります。


多くの施設では食べ放題や品種の食べ比べが用意され、「あまおう」「とちおとめ」「紅ほっぺ」などを楽しめます。近年はバリアフリー対応や全天候型の設備も増え、カフェや土産コーナーを併設する農園もあり、1日ゆったり過ごせます。

春の自然を感じながら心身をリフレッシュできるいちご狩りは、春休みのお出かけ先としておすすめです。

雛祭りイベント:ひな人形と日本の伝統文化に触れる

3月といえばひな祭り。3月3日を中心に、全国各地で「ひな人形」をテーマにしたイベントや展示が行われます。家庭で飾るひな人形も魅力ですが、地域ぐるみの催しでは数百〜数千体の人形が並ぶ壮観な光景が楽しめます。

埼玉県鴻巣市の「びっくりひな祭り」や徳島県勝浦町の「ビッグひな祭り」は特に有名で、巨大なひな壇に並ぶ人形が来場者を魅了します。つるし雛の展示や街歩きイベント、手作り体験、和菓子づくり、着物レンタルなど、日本文化に触れられる企画も充実しており、親子で楽しめる内容です。

ひな御膳や桃の節句スイーツなど季節の味覚も魅力の一つ。春休みの思い出づくりに、ひな人形とともに心温まる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

どうぶつふれあいフェスタ:動物と触れ合う癒し体験

春の陽気の中で楽しめる「どうぶつふれあいフェスタ」は、家族連れに人気の3月イベントです。動物園や公園、商業施設などで開催され、モルモットやウサギ、ヒツジ、ヤギなどの小動物と触れ合える点が大きな魅力となっています。

ふれあい体験を通して、子どもたちは命の大切さや生き物への思いやりを自然に学ぶことができます。近年はアルパカやフクロウ、爬虫類など珍しい動物と出会える機会も増え、大人も一緒に楽しめる内容になっています。

会場では写真撮影スポットやグッズ販売、スタンプラリー、工作体験なども用意されており、1日中満喫できるイベントです。屋外開催が多いため、暖かい服装と歩きやすい靴で出かけると安心です。春の心地よい空気の中で過ごす時間は、癒しに満ちた思い出になるでしょう。

春の昆虫展・自然観察イベント

春が近づく3月は、自然界の生き物たちが活動を再開する季節であり、「昆虫展」や「自然観察イベント」が注目されます。特に子どもたちに人気が高く、春休みのおでかけ先としても選ばれやすい催しです。

昆虫展では、カブトムシやクワガタの標本展示に加え、生きた昆虫とのふれあいや体のしくみを学べる体験コーナーが設けられている場合が多く、遊びながら学べる点が魅力です。クイズラリーや虫探しゲームなどの参加型企画も好評です。


また、ビジターセンターやネイチャーセンターでは、ガイドと共に春の野草や目覚めた昆虫、野鳥を観察する自然観察イベントも行われています。五感を使って自然に触れる体験は、子どもだけでなく大人にとっても新鮮な発見となります。

自然の中で過ごす時間は、スマホやゲームでは得られない感動をもたらし、虫が苦手な子が興味を持つきっかけになる事もあります。家族で春の変化を感じる「学びと発見」の時間を楽しんでみましょう。

公園ピクニック×春イベントの楽しみ方

春の陽気に誘われ、公園でのピクニックを楽しむ人が増える3月。春イベントと組み合わせた「ピクニック+体験型イベント」は、家族で気軽に楽しめるレジャーとして人気です。

大型公園や都市型パークでは、マルシェやキッチンカー、ワークショップ、音楽イベントなどが開かれ、のんびり過ごしたい人にもアクティブに楽しみたい人にも最適。芝生にレジャーシートを広げてお弁当を味わうだけでも、心がリフレッシュされます。


子ども向けには、シャボン玉体験や木工クラフト、ポニー乗馬、ミニトレインなどが人気で、プレイパークが併設された公園なら1日中遊べます。さらに、梅や桜、菜の花が咲く季節でもあり、自然観察や花めぐり、写真撮影も春ならではの楽しみです。

春の公園ピクニックは、費用を抑えて満喫できる身近なアウトドア。事前にイベント情報を確認し、お気に入りの公園へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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文化を楽しむ3月の伝統行事&祭り

京都・東山花灯路:幻想的な和のイルミネーション

3月中旬、京都・東山エリアで開催される「東山花灯路(はなとうろ)」は、夜の京都を彩る春の風物詩です。清水寺や高台寺、円山公園など歴史ある街並みが約2,500基の灯籠に照らされ、幻想的な雰囲気に包まれます。

「灯り」と「花」をテーマに、和の伝統と現代的な演出が融合している点が特徴です。竹灯籠や生け花、和傘のアート作品が並び、昼間とは異なる趣ある京都を体感できます。


着物レンタルで街歩きを楽しむ人も多く、写真映えする景観としてカップルや家族、外国人観光客にも人気です。寺院や神社の夜間特別拝観が行われることもあり、静かで厳かな参拝ができるのも魅力です。

地下鉄やバスで巡りやすく、旅行日程にも組み込みやすい一方、夜は冷え込むため防寒対策が欠かせません。夜の京都ならではの灯りの美しさを味わえる、3月を代表する伝統イベントです。

お水取り(奈良・東大寺):春を告げる荘厳な伝統行事

奈良・東大寺二月堂で毎年3月1日から14日まで行われる「お水取り」は、修二会(しゅにえ)の一環として1,200年以上続く日本最古級の仏教行事です。正式には「十一面悔過」と呼ばれ、僧侶が人々の罪を懺悔し、国家と民の平安を祈願する神聖な儀式として知られています。

なかでも有名なのが、毎晩行われる「お松明」。長さ6〜8mの松明を抱えた僧侶が二月堂の舞台を駆ける姿と、夜空に舞う火の粉は幻想的で、訪れる人々を魅了します。


名称の由来は、12日深夜に閼伽井屋で清水を汲み本尊に供える儀式にあります。この水は霊験あらたかとされ、授与されることもあります。

行事の終わりは奈良に春の訪れを告げる風物詩でもあり、歴史や仏教文化に触れながら静かな感動を味わえる、日本を代表する伝統行事の一つです。

金沢・兼六園のライトアップと文化体験

石川県金沢市の兼六園は、江戸時代から続く日本三名園のひとつです。3月には雪解けとともに梅やツバキが咲き始め、園内は春のやわらかな彩りに包まれます。なかでも期間限定の春のライトアップは必見で、池に映る木々や花々が幻想的に照らされ、昼とは異なる静かな美しさを味わえます。

また、隣接する金沢城公園や茶屋街では、抹茶体験や加賀友禅、金箔貼りなどの伝統文化も楽しめ、春休みの旅行にも最適です。入園料が無料となる日もあり、周辺には金沢21世紀美術館や近江町市場など見どころも充実しています。

日本文化の奥深さを感じられる金沢の春。ライトアップされた兼六園は、大人の旅にふさわしい静かな感動を与えてくれます。

ひな流し祭り:地域ごとに違う春の風物詩

「ひな流し」は、ひな人形を川や海に流して厄災を祓い、子どもの健やかな成長を願う日本の伝統行事です。起源は平安時代の「流し雛」にさかのぼり、紙や草の人形で穢れを清める風習に由来します。

現在も全国各地で祭りとして行われており、京都の嵯峨野、鳥取県用瀬、長崎県島原城などが代表的です。小舟に乗せた人形を流す光景は幻想的で、日本文化の美しさを感じられます。会場では着物行列や和楽器の演奏、子ども向けの人形作り体験なども行われ、家族で楽しめる行事となっています。

自然や命への感謝を表すこの儀式は、「手放す」「祈る」といった心の整理にもつながります。春の訪れを静かに迎えるひな流しに、地域の風情を感じながら参加してみてはいかがでしょうか。

日本各地の神社で行われる春の大祭

3月は神社にとって重要な月であり、春の訪れを告げる「春季例大祭」や「祈年祭(としごいのまつり)」など、各地で多くの神事や祭りが行われます。これらは豊作や家内安全、無病息災を祈願する行事であり、地域の人々が自然と共に生きる心を再確認する機会でもあります。

京都の上賀茂神社や大阪の住吉大社、福岡の太宰府天満宮では、神楽の奉納や巫女舞、神輿の巡行などが行われ、厳かさと華やかさが調和した雰囲気に包まれます。春の陽光の中で境内を歩くだけでも、心が清められるような感覚を味わえます。


また、特産品のマルシェや体験イベントが開かれる神社もあり、観光客にも親しまれています。梅や椿が咲く境内で神事と花を同時に楽しめる点も、この時期ならではの魅力です。

神社の春祭りは、日本の暮らしと自然の結びつきを感じられる貴重な文化体験です。観光だけでなく、心を整える場として春の神社を訪れてみてはいかがでしょうか。

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学生&若者向け!春休みにおすすめイベント情報

アニメ・ゲーム系イベント(コミケットスペシャルなど)

春休みシーズンには、アニメ・ゲーム・マンガなどのポップカルチャーをテーマにした大型イベントが全国で開催されます。中でも「アニメジャパン」「コミケットスペシャル」「ゲームマーケット」などは、若者や学生に人気の高いイベントです。

東京ビッグサイトや幕張メッセ、大阪インテックスといった会場には企業やクリエイターのブースが並び、最新情報や限定グッズ、コスプレ撮影などを楽しめます。展示や体験型企画も充実しており、作品の世界観を身近に感じられる点が魅力です。


卒業シーズンに合わせてコスプレデビューをする学生も多く、友人同士での参加やSNS投稿も盛り上がります。地方開催や声優トーク、同人イベントなどもあり、ファンと作り手の距離が近いのも特徴です。

多くのイベントは事前予約制のため、最新情報は公式サイトで確認しましょう。春の自由な時間を、自分の「好き」に没頭できる貴重な体験にしてみてはいかがでしょうか。

音楽フェス・ライブ:3月開催注目イベント

春休みは、音楽ファンにとって待ち遠しい季節です。各地でライブやフェスが開催され、アーティストの熱いパフォーマンスを間近で楽しめます。3月は気候も穏やかで屋外フェスに適しており、卒業記念や新生活前のリフレッシュとして多くの若者が足を運びます。


代表的なイベントには、福岡の「TENJIN ONTAQ」、大阪の「ミナミホイール スプリングエディション」、名古屋の「でらロックフェスティバル」などがあり、インディーズからメジャーまで幅広い出演者が魅力です。

ロックやポップス、ヒップホップなど多彩なジャンルを1日で楽しめる点もフェスならではでしょう。

近年はライブ配信を行うハイブリッド型も増え、会場に行けなくても自宅から参加できます。好きな音楽に包まれながら、春ならではの特別な一日を仲間と過ごしてみてはいかがでしょうか。

卒業旅行で行きたい!テーマパーク春イベント

学生生活のしめくくりとして人気の「卒業旅行」。行き先では、東京ディズニーリゾートやUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)などの大型テーマパークが特に選ばれています。3月は春のスペシャルイベントや期間限定アトラクションが開催され、卒業旅行に最適なシーズンです。

東京ディズニーリゾートでは、春らしい装飾や限定グッズ、桜モチーフのスイーツ、春衣装のキャラクターとのグリーティングなど、この時期ならではの楽しみが充実。USJでも学生向けキャンペーンや春イベント、アニメ・ゲームとのコラボが人気を集め、思い出づくりにぴったりです。

さらに、富士急ハイランドや長島スパーランド、ハウステンボスなど全国のテーマパークでも春イベントが開催されます。宿泊やチケットは早めの予約がおすすめで、過ごしやすい気候の中、友達と学生最後の旅を満喫できるでしょう。

3月限定のナイトイベント・イルミネーション

冬の終わりから春にかけて開催されるナイトイベントやイルミネーションは、幻想的でロマンチックな時間を演出してくれます。3月は気温も和らぎ、夜のお出かけに適した季節であり、カップルや友人同士にも人気です。

東京都内では「目黒川の桜ライトアップ」や「よみうりランド ジュエルミネーション」などが代表的で、春の花々と光が織りなす景色はSNS映えするスポットとして注目されています。多くのイルミネーションは3月末で終了する為、春休みは鑑賞のラストチャンスとなります。

さらに、温泉地や観光地での夜間ライトアップ、夜の水族館やナイトZOOなど、特別な体験を楽しめる場所も増えています。防寒対策を整え、春の夜ならではの光の世界を満喫してみてください。

インスタ映えスポット×イベントで春を満喫

SNS世代の若者にとって、「映える場所」はお出かけ先を選ぶ重要なポイントです。特に3月は、花や光、スイーツなど春らしさに満ちたフォトスポットが多く登場し、イベントと組み合わせることで特別な一枚を残せます。

桜まつりや菜の花畑、チューリップフェスティバルでは、鮮やかな色彩が背景となり写真が華やかに映えます。花の迷路やフォトフレーム付き撮影スポットが用意される地域もあり、撮影目的で訪れる人も少なくありません。


また、カフェイベントやスイーツフェスでは、桜モチーフのパフェやピンク色のドリンクなど春限定メニューが登場し、撮影して投稿する楽しみが広がります。さらに、ネオンや鏡などを使ったアート展示も増え、屋内でも「いいね」を集めやすい空間が整っています。

「見て楽しい」「撮ってうれしい」「シェアして広がる」――そんな体験ができる3月は、春の思い出を写真に残すのに最適な季節です。

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地域別!今すぐ行きたい3月イベントマップ

関東エリア(東京・神奈川・千葉ほか)

関東エリアでは、3月になると春の訪れを感じられるイベントが各地で開催されます。東京都内では「目黒川沿いの桜ライトアップ」や「上野恩賜公園の梅まつり」が定番で、都市にいながら自然を楽しめます。浅草寺周辺でも春の縁日や骨董市が行われ、散策とあわせて立ち寄るのもおすすめです。

神奈川県では「三浦海岸の河津桜と菜の花ロード」が有名で、例年2月中旬〜3月上旬にかけて色鮮やかな景色が広がります。横浜では山下公園の花壇展や赤レンガ倉庫の春のマルシェも見どころです。

千葉県では「成田山公園梅まつり」や房総の菜の花ロードが人気で、温暖な気候の中、ドライブや小旅行を楽しめます。卒業旅行や春休みの時期に合わせた催しも多く、関東近郊でも日帰りで春を満喫できるのが魅力です。

関西エリア(大阪・京都・兵庫ほか)

関西地方では、歴史ある街並みと春の景色が調和した文化系イベントが豊富です。京都では3月中旬の「東山花灯路」が春の風物詩で、町家や寺院を照らす灯りの道が心を和ませます。また、「梅小路公園」や「北野天満宮」の梅林も定番の見どころです。


大阪では「大阪城公園の梅林」や「万博記念公園の自然観察イベント」が家族連れに人気で、道頓堀や心斎橋周辺では春休みに合わせたファッションフェアやグルメフェスも開かれます。

兵庫県では「姫路城と桜」の景観が有名で、3月下旬から見頃を迎えます。有馬温泉の春の湯めぐりもあり、温泉とイベントを楽しむ小旅行に最適です。


伝統行事からグルメまで幅広く楽しめる点が関西の魅力で、学生やカップル、家族連れまで多様な層に親しまれています。

東海・北陸エリア(愛知・静岡・石川ほか)

東海・北陸地方では、花や伝統文化をテーマにしたイベントが毎年開催されています。静岡県の「河津桜まつり」は2月中旬〜3月上旬に一足早い春を楽しめる名所で、「日本平梅園」や「修善寺自然公園」の花イベントも見どころです。


愛知県では、「名古屋城の梅まつり」や「徳川園のひな祭り展示」など和の趣を感じる催しが行われ、市街地からのアクセスも良好です。名古屋港水族館の春限定ナイトアクアリウムも人気を集めています。

石川県では「金沢・兼六園ライトアップ」が春の風物詩で、3月には梅やツバキが咲き始めます。茶屋街散策や金箔体験と組み合わせた観光も定番です。


自然・伝統・美食がそろう東海・北陸エリアは、毎年新たな魅力に出会える春旅に最適な地域です。

九州・沖縄エリア(福岡・熊本・那覇ほか)

温暖な気候の九州・沖縄では、3月のイベントが本州より早く楽しめます。福岡では「舞鶴公園の桜」や「大濠公園の梅」、太宰府天満宮の梅まつりが春の定番です。糸島や能古島でも、春の花やマルシェなど自然を感じる催しが人気を集めています。

熊本では「熊本城マラソン」や「水前寺成趣園の観梅会」など体験型イベントが充実し、ご当地グルメと合わせて地域の魅力を味わえます。沖縄では2月〜3月に桜まつりや琉球王朝絵巻行列が行われ、場所によっては海開きも始まります。

3月は観光情報も集めやすい時期で、早春のリゾート気分を味わう旅行先として九州・沖縄は有力な選択肢です。

北海道・東北エリア(札幌・仙台・青森ほか)

北海道・東北は、3月でも雪が残る地域ですが、「冬から春へ」の移ろいを感じられる行事やイベントが多くあります。札幌や小樽では雪あかりやひなまつり展示が行われ、雪景色と和の文化の調和が魅力です。旭川や帯広では、冬のアクティビティを3月中旬頃まで楽しめます。

東北では、青森の弘前城雪燈籠まつりや秋田のかまくらイベントなど、地域色豊かな冬祭りが3月上旬まで開催されます。さらに中旬から下旬にかけては、宮城・仙台を中心に梅や早咲き桜の開花が話題となり、榴岡公園や西公園は多くの人でにぎわいます。

気温の上昇とともに春の味覚も始まり、山形の山菜祭りや岩手の雛飾り街歩きなど、ローカルな催しも増えていきます。北海道・東北の3月は、雪景色と春の気配を同時に味わえる特別な季節であり、他地域とは異なるゆっくり訪れる春の魅力を楽しめます。

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3月の行事・イベント一覧まとめ

3月上旬(1日〜10日):季節の変わり目と伝統行事

3月に入ると、少しずつ春の訪れを感じ始めます。まず3月1日は「防災用品点検の日」。このタイミングで非常食や懐中電灯、乾電池などの備蓄を見直すのがおすすめです。

そして、3月3日は日本の代表的な伝統行事「ひな祭り(桃の節句)」。女の子の健やかな成長を願い、ひな人形を飾ってお祝いする家庭も多く、地域によってはひな人形を飾るイベントや「ひなまつりマルシェ」なども開催されます。


また、3月5日ごろは「啓蟄(けいちつ)」と呼ばれる二十四節気のひとつで、冬眠していた虫たちが土の中から這い出すとされる時期。春が本格的に動き始めるサインとして、自然の移ろいを感じられるタイミングです。

3月8日は「国際女性デー」。世界中で女性の社会的地位向上や平等を考える日として、企業や地域の団体が関連イベントを行うこともあります。多様性やジェンダーをテーマにした企画に触れる良い機会です。

3月中旬(11日〜20日):春の節目とライフイベントが集中

3月14日は「ホワイトデー」。バレンタインデーのお返しとしてスイーツやギフトを贈る日で、デパートやスイーツショップではホワイトデー限定商品が並びます。恋人や友人との交流を楽しむ人も多く、春のプレゼント選びにもぴったりの時期です。

3月中旬は卒業式シーズンでもあります。小学校から大学まで、多くの教育機関で卒業式が行われるため、街中では袴姿の学生や家族連れを見かけることも。あわせて引っ越しや新生活の準備が本格化する時期でもあり、暮らしに関するイベントやキャンペーンが増える時期でもあります。

また、3月17日ごろには「彼岸入り」を迎えます。春分の日を挟む前後7日間は「春のお彼岸」とされ、お墓参りをする家庭が増えるほか、和菓子店などでは「ぼたもち」が並ぶのもこの季節の風物詩です。

3月下旬(21日〜31日):春の絶景と年度末の締めくくり

3月20日ごろは「春分の日」。昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、国民の祝日にも指定されています。この日を中心に「春彼岸」期間となり、家族そろってお墓参りに出かける人も多くなります。

同時に、3月下旬は桜の開花が始まる地域も多く、いよいよ本格的な「お花見シーズン」に突入します。桜前線の情報をチェックしながら、お花見イベントや桜まつりに出かける人々で公園や名所はにぎわい始めます。

そして3月31日は「年度末」。日本の多くの企業や学校では、この日が1年の締めくくり。会計の決算、各種手続きの締切、新年度の準備などで忙しくなるタイミングです。イベントとしては「ラストセール」や「在庫一掃セール」などが開催されることも多く、買い物の狙い目でもあります。

このように、3月は「春の始まり」と「年度の終わり」が重なるため、自然・文化・生活イベントが豊富に存在します。予定を立てる際やイベント選びに、ぜひこのカレンダーを参考にしてみてください。



よくある質問(FAQ)

Q1. 3月に開催されるイベントにはどんな種類がありますか?

花見や梅まつり、ひな祭り、春分の日の行事など、季節と文化を楽しむイベントが中心です。

Q2. 3月のイベントは毎年同じ時期に開催されますか?

多くは毎年ほぼ同じ時期ですが、開花状況や曜日によって前後することがあります。

Q3. 家族連れにおすすめの3月イベントは?

いちご狩り、ひな祭り展示、動物ふれあいイベントなどが毎年人気です。

Q4. 3月のおでかけで注意することはありますか?

寒暖差が大きいため、重ね着など服装の調整が大切です。

Q5. 3月のイベント情報はいつ頃調べるのが良いですか?

2月中旬〜下旬に調べ始めると、余裕をもって予定が立てられます。

まとめ:春の始まりを彩る3月イベントを毎年の楽しみに


3月は、寒さが徐々に和らぎ、自然や人々の活動が目覚める季節です。

梅や桜、菜の花などの花が咲き、各地で春の訪れを祝うイベントが行われます。ひな祭りやお彼岸などの伝統行事も多く、家族で文化に触れる機会が増える時期でもあります。


さらに、卒業式や春休みに合わせ、テーマパークや音楽フェス、自然体験イベントなど、若者や家族連れに向けた催しも各地で開催。地域ごとの春祭りやグルメイベントも充実しており、旅行やお出かけにも最適な季節です。

この記事では、毎年楽しめる定番行事やおすすめスポットを紹介しました。来年も再来年も、「3月といえばこれ」と思えるイベントを見つけ、春の始まりをより身近に感じてくださいね。



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