9月は、秋の訪れを感じる季節。空気が澄み、虫の声が響く夜長に、俳句を楽しんでみませんか?この記事では、9月の季語を一覧で紹介し、俳句の例や作り方のコツまで詳しく解説します。
初心者でも簡単に俳句を作れる方法や、おすすめの俳句コンテスト・書籍・アプリも紹介。ぜひ、秋の風情を詠む一句に挑戦してみてください!
スポンサーリンク
9月の季語とは?秋の始まりを彩る言葉
季語とは?俳句と日本文化の関係
季語とは、俳句の中で季節を表す言葉のことです。日本の四季の美しさを表現するため、俳句では必ず季語を入れるのが基本とされています。これは「季感」と呼ばれ、日本の文化や風土に根ざした表現方法です。
俳句は五・七・五の十七音で構成される短い詩ですが、その限られた文字数の中で情景や感情を伝えるために、季語が重要な役割を果たします。たとえば「桜」といえば春、「紅葉」といえば秋というように、一つの言葉で季節感を表現できるのです。
季語は、日本の伝統行事や風習とも深く関係しています。例えば「七夕」は夏の季語、「餅つき」は冬の季語といった具合に、特定の行事がそのまま季語として使われることもあります。9月にも、秋ならではの行事や風景を表す季語が数多く存在します。
このように、季語は単なる言葉ではなく、日本人の暮らしや感性を反映する大切な文化的要素なのです。
9月の季語の特徴|秋の深まりを感じる言葉
9月は、夏の暑さが次第に和らぎ、秋の訪れを感じる季節です。そのため、9月の季語には「涼しさ」「収穫」「月見」「秋の草花」など、秋の始まりを象徴するものが多く含まれています。
9月の代表的な季語の特徴をいくつか挙げると、次のようになります。
- 気候の変化を表す季語:「秋風」「爽やか」「野分(台風)」
- 月や夜空に関する季語:「名月」「十五夜」「夜長」
- 秋の花に関する季語:「萩」「桔梗」「コスモス」
- 収穫や食に関する季語:「栗」「新米」「秋刀魚」
- 秋の行事に関する季語:「敬老の日」「秋彼岸」「運動会」
9月の季語は、単なる言葉ではなく、秋の気配を感じさせる力を持っています。俳句だけでなく、日常の手紙や文章に取り入れることで、より季節感を演出できるでしょう。
俳句でよく使われる9月の代表的な季語
俳句の世界では、特に情緒的な季語が好まれます。9月の俳句によく登場する季語には、次のようなものがあります。
- 秋風:「秋風や 田の面かすめる 朝の露」(松尾芭蕉)
- 名月:「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」(与謝蕪村)
- 虫の声:「虫の声 ひとつひとつの 音澄めり」(正岡子規)
9月の季語を使った俳句は、秋の風情をより一層引き立てます。美しい情景を思い浮かべながら、俳句を詠んでみるのも楽しいでしょう。
旧暦と新暦の違い|9月の季節感の変化
昔の日本では旧暦(太陰太陽暦)が使われていましたが、現在は新暦(グレゴリオ暦)が使われています。旧暦の9月は現在の10月頃に相当するため、昔の9月の季語には今よりも秋の深まりを感じるものが多いのが特徴です。
例えば、「十五夜」は旧暦8月15日の月を指しますが、新暦では9月中旬から下旬になります。そのため、現代のカレンダーでは9月の行事や風物が旧暦の季節感と少しズレることがあります。
このような違いを理解すると、より深く季語の意味を味わうことができます。
9月の行事と結びつく季語
9月には、伝統的な行事と関連する季語がいくつもあります。代表的なものを挙げると次のようになります。
行事名 | 関連する季語 |
---|---|
十五夜 | 名月、月見、団子 |
秋彼岸 | 彼岸花、墓参り |
敬老の日 | 長寿、祝宴 |
運動会 | 鉢巻、応援、徒競走 |
これらの行事に関連する季語を知っておくと、俳句だけでなく、日常の会話や文章にも活用できるでしょう。
9月の自然に関する季語|風景や気候を表す言葉
秋風・野分・爽やか|9月の風を表す季語
9月になると、夏の暑さが和らぎ、涼しい風が吹くようになります。この時期の風を表す季語には、さまざまな表現があります。
- 秋風(あきかぜ):秋の訪れを感じさせる涼やかな風。
- 野分(のわき):秋の台風を表す言葉。
- 爽やか(さわやか):清々しい風や空気を指す季語。
例えば、松尾芭蕉の俳句「秋風や 田の面かすめる 朝の露」は、朝の田んぼに吹き抜ける秋風の爽やかさを見事に表現しています。
また、「野分」は台風のことを指しますが、俳句では単なる暴風ではなく、秋の訪れを告げる現象として詠まれることが多いです。「野分して 吹きゆく雲の 速さかな」(与謝蕪村)は、台風が過ぎ去った後の空の様子を描いた一句です。
「爽やか」は、気温や空気の清涼感を表す季語で、9月の風景を詠むのにぴったりの言葉です。「爽やかに 高嶺の雲の 動くかな」(正岡子規)など、空の様子と組み合わせて詠まれることが多いです。
9月の風を感じる季語を俳句や文章に取り入れることで、より情感豊かな表現ができるでしょう。
9月の動植物に関する季語|秋を感じる生き物たち
虫の声・鈴虫・こおろぎ|秋の夜長の風物詩
9月になると、夜の静けさの中に響く虫の声が一層際立ちます。これらの虫の音は、秋の訪れを象徴する風物詩として俳句にも多く詠まれています。
- 虫の声(むしのこえ):秋の夜に響く虫たちの音を指す。
- 鈴虫(すずむし):美しい音色で鳴く虫。俳句では「鈴虫」と単独で使われることが多い。
- こおろぎ:秋になると「リーンリーン」と鳴く虫。古くから和歌や俳句に登場する。
たとえば、松尾芭蕉の俳句に「むしの声 ひとつひとつの 音澄めり」があります。この句は、秋の夜に響く虫の声を繊細に描写しています。
また、鈴虫の鳴き声は「リーンリーン」という高音で、美しい旋律のように聞こえます。そのため、俳句では「鈴虫や ひとり寝る夜の しじまかな」(正岡子規)のように、静寂の中で響く情景を詠むことが多いです。
こおろぎは「こほろぎ」という古風な表記でも使われ、「こほろぎの 声にぞ秋の 夜は更けぬ」(紀貫之)など、夜長の情景と共に詠まれることが一般的です。
9月の虫の声は、単なる音ではなく、季節の移ろいを感じさせる情緒的な要素として、日本の文学に深く根付いています。
つばめ・雁・鶴|9月に見られる鳥の季語
9月は、夏の間に日本で過ごした鳥たちが南へ帰る時期です。また、冬鳥が北から渡ってくるシーズンでもあります。俳句では、こうした鳥の動きを季語として詠みます。
- つばめ(燕):春から夏にかけて日本に滞在し、9月ごろ南へ帰る。
- 雁(かり):北方から渡ってくる冬鳥。9月ごろ日本に飛来する。
- 鶴(つる):長寿の象徴としても知られる。秋に北から渡ってくる。
「燕帰る」は秋の季語で、「燕帰る 空の広さよ 旅支度」といった俳句が詠まれます。春にやってきた燕が巣立ち、南の国へと旅立つ光景を表現したものです。
一方、「雁がね」(雁の古語)は、「雁来る」として秋の訪れを告げる季語でもあります。与謝蕪村の「雁がねの 声のかすかや 秋の暮れ」は、遠くから雁の声が聞こえる寂寥感を表しています。
鳥たちの渡りの時期を知ることで、9月の季語をより深く理解し、俳句に取り入れることができます。
秋刀魚・鮭・鯖|9月の旬の魚とその表現
9月になると、秋の味覚として旬の魚が市場に並びます。俳句の季語としても、これらの魚はしばしば登場します。
- 秋刀魚(さんま):秋の代表的な魚。塩焼きにすると絶品。
- 鮭(さけ):産卵のために川を遡上する姿が印象的。
- 鯖(さば):秋に脂がのり、美味しくなる魚。
「秋刀魚」はそのまま季語として使われ、「秋刀魚焼く 煙の向こう 母の声」(山口誓子)のように、家庭の温かい情景を表現する俳句が多いです。
また、鮭に関する季語では「鮭のぼる」(川を遡上する鮭の姿)がよく使われます。「鮭のぼる 水の煌めく 北の川」といった句では、鮭の力強い生命力を表現できます。
これらの魚を季語として詠むことで、9月の味覚と季節感を存分に伝えることができます。
栗・柿・葡萄|9月に旬を迎える果物の季語
秋は果物が美味しい季節。9月に旬を迎える果物の季語も多くあります。
- 栗(くり):秋の味覚の代表格。栗ご飯や焼き栗が親しまれる。
- 柿(かき):甘みが増し、秋の風情を感じる果物。
- 葡萄(ぶどう):秋の果実の代表。収穫の時期を迎える。
「栗」は秋の季語として親しまれ、「栗拾い」という表現も俳句に使われます。「栗拾う 祖母の手ぬぐい 花模様」といった句は、懐かしい風景を思い起こさせます。
「柿」は、木になったまま熟す姿が印象的で、「柿赤し 空の青さに 競い合い」といった表現がよく見られます。
また、葡萄は房の形や色の美しさが俳句に詠まれやすく、「葡萄棚 夕日透かして 影長し」といった表現で秋の夕暮れを描くことができます。
稲・新米・案山子|収穫の秋を表す言葉
9月は稲刈りの季節。田園風景にまつわる季語が数多く存在します。
- 稲(いね):秋に黄金色に輝く稲田を指す。
- 新米(しんまい):秋に収穫されたばかりの米。
- 案山子(かかし):田んぼの守り神として立つ人形。
「稲穂垂れ 風にそよげる 夕日かな」のように、稲がたわわに実る様子を詠む俳句が多くあります。
「案山子」は、秋の田んぼに立つ風景が印象的で、「案山子立つ 田の面に映る 影細し」といった句がよく見られます。
稲刈りが進むと、「新米」の季語が使われるようになります。「新米の 香り立つ炊ぐ 朝ごはん」といった句は、日本の秋の豊かさを感じさせます。
9月はまさに実りの季節。これらの動植物の季語を使うことで、秋の風情をより深く表現できます。
9月の行事や暮らしに関する季語
敬老の日・秋彼岸・十五夜|9月の行事の季語
9月には、日本の伝統的な行事がいくつもあり、それぞれが季語として俳句に詠まれます。代表的なものに「敬老の日」「秋彼岸」「十五夜」があります。
- 敬老の日(けいろうのひ):9月の第3月曜日に祝われる、長寿を祝う日。
- 秋彼岸(あきひがん):秋分の日を中心にした1週間。先祖供養を行う。
- 十五夜(じゅうごや):旧暦8月15日の夜に月を愛でる行事。
「敬老の日」を詠んだ俳句には、「敬老の日 祖母の笑顔に 菊の香や」などがあり、敬老の日に贈られる菊の花と祖母の微笑みを対比させた温かみのある表現がされています。
「秋彼岸」は、先祖供養のためにお墓参りをする習慣があるため、「彼岸花」の赤い花が俳句に登場することが多いです。「彼岸花 風にそよぎて 墓並ぶ」という句は、彼岸花の鮮やかな色と静かな墓地の対比を描いています。
また、「十五夜」は中秋の名月を愛でる風習にちなんだ季語で、「名月や 団子を供えて 影揺れる」など、月見団子と月光の美しさを詠んだ句がよく詠まれます。
9月の行事は、どれも秋の風情を感じさせるものばかり。俳句の題材としても魅力的です。
衣替え・夜長・虫聞き|秋の生活を表す言葉
9月になると、生活の中にも秋の訪れを感じる言葉が増えてきます。
- 衣替え(ころもがえ):夏服から秋冬の服へと替える習慣。
- 夜長(よなが):夜が長く感じられる秋の特徴。
- 虫聞き(むしきき):虫の音を楽しむ秋の風情。
「衣替え」は、季節の変化を実感する行動のひとつ。「衣替え 母の手伝い 笑みこぼる」など、家族の温かい情景とともに詠まれることが多いです。
「夜長」は、秋になって日が短くなることで、夜の時間が長く感じられることを表す季語。「夜長なり 本をひもとく 窓の月」という句は、秋の夜の静けさと読書の楽しさを表現しています。
「虫聞き」は、秋の夜に虫の音をじっと聞くこと。「虫聞きや 遠き山影 霞みけり」など、遠くの山々とともに詠まれることが多く、秋の静けさを感じさせる表現となっています。
日常の変化を表すこれらの季語は、身近な風景を俳句に詠みやすく、秋の暮らしの魅力を伝えるのにぴったりです。
収穫祭・豊年・稲刈り|農業に関する季語
9月は収穫の季節。稲や果物が実り、多くの農村では収穫を祝う行事が行われます。
- 収穫祭(しゅうかくさい):収穫を祝う祭り。地域ごとに特色がある。
- 豊年(ほうねん):作物が豊かに実る年。喜びを表す季語。
- 稲刈り(いねかり):黄金色の田んぼから稲を刈り取る作業。
「収穫祭」の俳句では、「収穫祭 子どもの笑顔 踊り舞う」など、お祭りの賑やかな雰囲気が詠まれます。
「豊年」は、作物が豊作だったことを喜ぶ言葉で、「豊年や 村に響ける 太鼓の音」といった句がよく作られます。
「稲刈り」の句には、「稲刈るや 風に舞い散る 黄金波」など、風が稲を揺らす様子を表現したものがあります。
農業の風景は、日本の秋を象徴するもののひとつ。これらの季語を使えば、秋の実りの豊かさを感じることができます。
運動会・遠足・秋祭り|9月のイベントと季語
秋はスポーツや行楽のシーズン。9月の代表的な行事には「運動会」「遠足」「秋祭り」があります。
- 運動会(うんどうかい):学校や地域で行われるスポーツイベント。
- 遠足(えんそく):秋の爽やかな気候の中で行われる行楽行事。
- 秋祭り(あきまつり):秋の収穫を祝う祭り。
「運動会」の句では、「運動会 風にひるがう 紅白旗」といった表現がよく使われます。紅白の旗が風にたなびく様子が、秋の爽やかな風を感じさせます。
「遠足」は、子どもたちが楽しみにしている行事のひとつ。「遠足や 山の向こうの 雲真白」など、行楽地の風景を詠んだ句が多いです。
「秋祭り」は、太鼓や神輿が登場し、地域の賑やかさが増す季節の風物詩。「秋祭り 提灯揺れる 夜の道」など、夜の幻想的な風景とともに詠まれることが多くあります。
スポーツやお祭りといったイベントは、9月の季節感を存分に表現できる題材です。
秋の味覚・月見団子・新酒|食文化に関する季語
9月は、食欲の秋ともいわれるほど、食べ物が美味しい季節。食文化に関する季語もたくさんあります。
- 秋の味覚(あきのみかく):旬の食材を味わうこと。
- 月見団子(つきみだんご):十五夜に供える団子。
- 新酒(しんしゅ):秋に仕込まれたばかりの酒。
「秋の味覚」を使った俳句では、「秋の味覚 並ぶ食卓 栗ご飯」といった句が詠まれます。
「月見団子」は、十五夜に欠かせないアイテムで、「月見団子 並べて見上ぐ 名月や」というように、団子と月の光景をセットで詠むのが一般的です。
「新酒」は、秋に仕込まれたばかりのフレッシュな日本酒を指し、「新酒酌む 瓶に光るや 秋の月」など、秋の夜の風情とともに詠まれます。
9月の食文化に関する季語は、日本の豊かな四季の恵みを感じさせるものばかり。俳句や日常の表現に取り入れると、より季節感が増します。
9月の季語を使った俳句の例と作り方
有名な俳人の9月の俳句を紹介
9月の季語を使った俳句は、秋の風情や自然の美しさを感じさせるものが多くあります。ここでは、有名な俳人たちの作品をいくつか紹介します。
松尾芭蕉(まつお ばしょう)
「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」
- 意味:名月を眺めながら池の周りを歩き続けた夜の情景を詠んだ句。
「秋風や 田の面かすめる 朝の露」
- 意味:朝の田んぼに秋風が吹き、露が光る様子を表現。
与謝蕪村(よさ ぶそん)
「野分して 吹きゆく雲の 速さかな」
- 意味:台風(野分)が吹き荒れ、雲が勢いよく流れていく様子を詠んだ句。
「虫の声 ひとつひとつの 音澄めり」
- 意味:静かな秋の夜に、虫の声がひとつひとつはっきりと響く情景を描写。
正岡子規(まさおか しき)
「秋刀魚焼く 煙の向こう 母の声」
- 意味:秋の味覚・秋刀魚を焼く煙の向こうに、母の声が聞こえる家庭的な情景を表現。
「案山子立つ 田の面に映る 影細し」
- 意味:田んぼに立つ案山子(かかし)が、細い影を落としている秋の風景を詠んだ句。
9月の季語を使った俳句は、秋の情緒を深く感じさせる作品ばかり。これらの俳句を参考に、自分でも詠んでみると良いでしょう。
9月の季語を使った初心者向け俳句の作り方
俳句を作るのは難しく感じるかもしれませんが、基本を押さえれば誰でも簡単に作れます。
俳句作りの基本ルール
- 五・七・五の十七音で作る
- 季語を必ず入れる
- 余韻を感じさせる表現を使う
例えば、「秋の空」をテーマにすると次のような俳句が作れます。
例句1:「天高し 子供駆け出す 校庭に」
- 解説:「天高し」は秋の空の高さを表す季語。子供が元気に走る様子を描くことで、秋の爽やかさが伝わる。
例句2:「名月や 影を揺らして 波静か」
- 解説:「名月」は9月の代表的な季語。月の光が水面に映り、揺れている情景を詠んでいる。
初めは身近な風景を題材にして、簡単な言葉で詠んでみるとよいでしょう。
季語を活かした俳句のコツ|情景の描写力を磨く
俳句では、季語を活かして情景を豊かに描くことが大切です。そのためには、次の3つのポイントを意識するとよいでしょう。
- 五感を使って表現する
- 例:「秋刀魚焼く 煙の向こう 母の声」→ 視覚・嗅覚・聴覚を使って情景を描く。
- 情景の変化を捉える
- 例:「野分して 吹きゆく雲の 速さかな」→ 風や雲の動きを表現。
- 比喩を使って奥行きを出す
- 例:「案山子立つ 田の面に映る 影細し」→ 案山子の影を通して秋の寂しさを表現。
こうしたコツを意識すると、より味わい深い俳句が作れるようになります。
9月の季語を使った俳句コンテスト情報
俳句を作ったら、俳句コンテストに応募してみるのもおすすめです。全国各地でさまざまな俳句大会が開催されており、初心者でも参加できるものが多くあります。
2024年の主な俳句コンテスト(※最新情報は要確認)
大会名 | 応募締切 | 参加費 | 応募方法 |
---|---|---|---|
角川俳句賞 | 9月30日 | 無料 | 郵送・オンライン |
NHK全国俳句大会 | 10月15日 | 1,000円 | オンライン・ハガキ |
現代俳句協会全国大会 | 9月20日 | 500円 | ハガキ・メール |
コンテストに挑戦することで、自分の俳句を客観的に見直し、さらに腕を磨くことができます。
俳句を楽しむためのおすすめ書籍やアプリ
俳句をもっと楽しみたい人には、便利な本やアプリもあります。
おすすめ俳句書籍
- 「はじめての俳句入門」(角川書店)
- 「俳句歳時記(秋)」(小学館)
- 「子規・芭蕉・蕪村の俳句名句100選」(岩波書店)
これらの本は、初心者でもわかりやすく俳句を学べる内容になっています。
おすすめ俳句アプリ
アプリ名 | 特徴 |
---|---|
俳句手帳 | 季語を検索できる・俳句を保存可能 |
みんなの俳句 | AIが俳句を添削・アドバイス |
俳句ポスト | 俳句コンテストに応募可能 |
アプリを活用すると、外出先でも気軽に俳句を作ることができます。
まとめ
9月の季語は、秋の訪れを感じさせる美しい言葉が多くあります。俳句では「名月」「秋風」「虫の声」「稲刈り」など、自然や暮らしの変化を表す季語がよく使われます。
また、9月は「敬老の日」「十五夜」「運動会」などの行事も多く、これらの季語を使うことで俳句の題材の幅が広がります。
俳句の作り方の基本を押さえ、季語の魅力を活かした表現を楽しんでみましょう。初心者でも、五感を使って情景を描くことで、味わい深い句を作ることができます。
俳句コンテストへの応募や、書籍・アプリを活用することで、さらに俳句の楽しみが広がるはずです。