毎年夏になると、連日のように海やプール、河辺などでは人で賑わっている様子を伺う事が出来ます。
今年は例年とは異なり、昨年に引き続き思うように外出する事が出来ておりませんが、夏にスイカ割りをされた事がある方も少なくないのでは?と思わされます。
子供の頃、家族や友達と浜辺や川辺でスイカ割りをした経験がある人も居るのではないでしょうか?
夏の思い出は子供心にとって楽しい思い出として残り続けるものですが、大人になった方でも童心に帰って楽しめるものでもあると思います。
この記事では、スイカ割りをする際の方法や意外と知られていない公式ルールについて気になる事を調べてみました!
何かしら参考にして頂けると幸いです。
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スイカ割りに必要な道具
スイカ割りをする為にも、以下のモノを準備する必要があります。
1.スイカ(事前に冷やしておく)
2.長さ1m、直径4〜5cm程の棒
3.レジャーシート or 段ボール
4.目隠し用の手ぬぐい
5.包丁
6.まな板
7.ゴミ袋
8.ウェットティッシュ
後処理の事も考え、スイカ割りをする際は事前にゴミ袋などを用意しておく必要があります。
スイカ割りの手順
スイカ割りは家族や友人など、皆でワイワイと楽しみながら行われるものでもありますよね。
スイカを棒で叩いて割る為、それぞれが歪な形になってしまいますが、それもスイカ割りとしての醍醐味だと思わされます。
一般的な手順としては以下の方法を踏む事と思われます。
1.布で目隠しをする
2.その場で10回転ほど回り、平衡感覚を狂わせる
3.周囲の助言を頼りに、目隠しをした状態でスイカめがけて棒を振り下ろす
4.割ったスイカを皆で食べる
浜辺でやる場合は砂が付いてしまうので、あらかじめレジャーシートや段ボールなどを敷いた上にスイカを置くのが一般的ですね。
お子さんがやられる際は、周囲の保護者の方々がケガの無いように見守っておく必要があります。
スイカ割り後の処理について
目隠しをしたままキチンと割る事が出来れば成功ですが、失敗したり上手く割れない事もあると思います。その場合、再度挑戦する、あるいは人を替えて挑戦するかをその場の取り決めによって変わってくる事でしょう。
最終的に割れたスイカは皆で分け合って食べるまでがスイカ割りをする上での一連の流れになってきます。
スイカが中途半端に割れてしまった際は、残った箇所を包丁で切り分けるなどをし、その場に居る人たちに行き渡るようにする事でしょう。
皆でスイカを食べ終わった後は、使用した棒や下に敷いたレジャーシート等を洗い、ゴミは各家庭に持ち帰るまでする必要があります。
その場にゴミとして廃棄してしまうと、環境破壊や近隣住民とのトラブルに発展してしまい、その場所が使用禁止になってしまい兼ねないのでキチンと持ち帰るようにしましょう!
スイカ割りの公式ルール
調べてみたところ、農業協同組合(JA)が設立した「日本スイカ割り協会(Japan Suika-wari Association;(JSWA)」なる組織が存在します。
それによると、1991年にスイカ割りの公式ルールといったものが定められたとの事!
その当時、JSWAによってスイカの消費促進運動の一環として行われたキャンペーンとなっていましたが、現在では存在しておらず、幻の公式ルールであると言えるでしょう。
JSWAの公式ルールよると、スイカ割りのルールは以下のようなものとなっています。
スイカ割りのルール
1.スイカと競技者の距離は9m15cmとする
2.直径5cm以内、長さ1m20cm以内の棒を使用する
3.目隠し用の手ぬぐいはJSWA公認のものを使用する
4.使用するスイカは国産でよく熟れたものを使用する
5.制限時間は3分以内
6.審判員はその年に取れたスイカを10個以上食べている必要がある
『3』の目隠しをした際に、競技者の前に1万円札を落とし、きちんと目隠しがされているかを識別します。
なぜ1万円なのかは分かりませんが、時代背景を考えるとバブル期の名残が残っているのかと推察してしまいます。
あと余談ですが、『6』のルールはちょっと笑いました。
判定方法
協議の判定については、割れたスイカの断面の美しさによって採点が変わってきます。
最も高得点となる割れ方は、スイカが真っ二つに均等に割れた状態が最も美しいとされ、その出来合いによっては満点となる事もあるようです。
ちなみに減点法との事なので、割れたスイカのそれぞれの形状具合によって減点されるとの事です。
包丁ならまだしも、真っ二つに割れるようにするには相当な熟練の技が必要になってきそうですね。。
目隠しをして行うのですから、尚更鍛錬を要求される事と思わされます。
スイカ割りを行う場所や注意点
実際にスイカ割りをする際は、前もって周囲を見渡して人が居ないかを確認し、安全な場所で行う必要があります。
周囲に穴や大きめの石が無いかを確認し、ケガをしないように注意が必要です。
また、スイカ割りを行う人に対して危険が及んでしまう方向に故意に誘導してはいけません。
場合によっては事故に繋がってしまうケガや、周囲の人とのトラブルへと発展しかねませんので、良識のある大人が必ず周囲に居る必要があります。
まとめ
スイカ割りについて調べてみた事をまとめてみました。
夏の風物詩でもあるスイカ割りですが、記事を書いた私も久しぶりに童心に戻ってやってみたいと思いました。