毎年クリスマスになると、街のいたる所で大きなクリスマスツリーやイルミネーションで溢れかえる事でしょう。
日本においては楽しいイベントとして親しまれていますが、欧米諸国などでは教会でクリスマス礼拝が行われ、イエス・キリストの誕生を祝う記念日となっております。
クリスマスを楽しむためにも、ご家庭でクリスマスツリーを飾る方も居るのではないでしょうか?
この記事では、クリスマスツリーの起源や飾りの意味合いなどについて調べた事をまとめてみました!
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クリスマスツリーの起源
クリスマスツリーは元々、クリスマスとは関係が無かったようです。
これについては後述しますが、北欧に住んでいた古代ゲルマン民族が冬至に行っていたユールというお祭りで使われていた樫(かし)の木が原型とされています。
キリスト教とは関係の無い文化から生まれたのですが、その後古代ゲルマン民族がキリスト教徒化する事により、クリスマスツリーとして定着していく事となりました。
クリスマスツリーはなぜモミの木なの?
別名、聖樹とも呼ばれているクリスマスツリーの起源は、古代ゲルマン人が生命力の象徴として飾った事がきっかけとされています。
その理由として、冬でも枯れない常緑樹としてモミの木が採用されるようになりました。
元々はモミの木では無く、常緑樹の樫(かし)の木が使われていましたが、古代ゲルマン民族(現在のドイツ)がキリスト教に改宗された際にモミの木に変わったそうです。
モミの木は、横から見ると三角形の形をしている為、キリスト教徒における「三位一体」にちなんで樫の木から変更される事となりました。
その後、1840年にドイツからイギリスへとヴィクトリア女王によって伝わりました。
それにより、1860年代には一般家庭にも広く普及する事となっていったのです。
クリスマス当日に飾るツリー
クリスマスが近づくと、各家庭でもツリーを飾る習慣があります。
日本は海外ほど本格的ではないにしろ、クリスマスの雰囲気を出すためにも、ツリーの存在感は欠かせないものとなっています。
特にお子さんのいる家庭では、玄関先やリビング等にクリスマスツリーが飾ってあると、とても喜ばれることでしょう。
クリスマスツリーの飾り
クリスマスツリーには色とりどりの飾り付けが施されています。
その中でも代表的な飾りについてご紹介させてもらいます。
ツリートップ
ツリーの先端に飾られているもの。
クリスマスツリートップは、クリスマスツリーのシンボルとして、クリスマスの幸せを象徴するものとして飾られています。
多くは星形の飾りがつけられていますが、その理由としてキリストの降誕を知らせたベツレヘムの星にちなんでいます。
また、イギリスなどでは星では無く天使(クリスマス・エンジェル)が飾られていたりします。
クリスマスツリートップの起源ははっきりとわかっていませんが、16世紀頃のドイツで始まったといわれています。
当時のクリスマスツリートップは、星型のオーナメントが使われていました。
クリスマスツリートップは、クリスマスツリーの装飾として欠かせません。
クリスマスツリートップを飾ることで、クリスマスツリーがより華やかになり、クリスマスの雰囲気がより一層盛り上がります。
キャンディケイン
キャンディケインは、クリスマスの時期によく見られる赤と白の縞模様の棒状のキャンディです。
ペパーミント味やシナモン味のものが多いですが、他の味や形のものもあります。
キャンディケインは、クリスマスのプレゼントとして子供たちに配られることが多く、また、クリスマスツリーや家の装飾としてもよく使われます。
キャンディケインの起源ははっきりとわかっていませんが、17世紀のドイツで生まれたとされています。
当時のキャンディケインは、十字架の形をしていて、キリスト教の象徴として使われていました。
その後、19世紀にアメリカに渡り、クリスマスの象徴として定着しました。
キャンディケインには、いくつかの意味があります。
赤は愛、白は平和、縞模様は十字架を表しています。
また、キャンディケインの長さは、キリストの一生を表しているとされています。
リンゴ
クリスマスツリーに飾られるリンゴは、旧約聖書の『創世記』でアダムとイヴが食べた知恵の樹の実(別名:善悪の知識の木)を象徴した伝統的な飾りとなっています。
リンゴは、豊かさや幸運を象徴するとされており、クリスマスツリーに飾ることで、家族や友人の幸せを願うという意味があります。
クリスマスツリーのリンゴの起源ははっきりとわかっていませんが、16世紀頃のドイツで始まったといわれています。
当時のクリスマスツリーには、リンゴだけでなく、栗やナツメグなどの果物も飾られていました。
リンゴは他の果物よりも安価で手に入りやすいため、クリスマスツリーの装飾として広く使われるようになりました。
クリスマスツリーのリンゴは、現在でも世界中の多くの国で飾られています。
クリスマスツリーにリンゴを飾ることで、クリスマスの雰囲気をより一層盛り上げることができます。
ろうそく・電球
クリスマスツリーの電球は、クリスマスの時期に欠かせないアイテムです。電球の色や形は、さまざまな種類があり、クリスマスツリーの雰囲気をより一層盛り上げてくれます。
クリスマスツリーの電球には、以下のような種類があります。
- 白色電球:最も一般的な電球
- 暖色電球:白色電球よりも温かみのある光を放ちます
- 色付き電球:赤、緑、青、黄色など、さまざまな色の電球があります
- 点滅電球:電球が点滅して光ります
クリスマスツリーの電球を選ぶときは、クリスマスツリーのサイズや形、色合いをよく考えて選ぶ事が大切です。
また、電球を飾る際は明るさも考慮する必要があります。
電球が明るすぎると、クリスマスツリーがギラギラして見えてしまいますし、電球が暗すぎると、クリスマスツリーが暗く見えてしまいます。
クリスマスツリーの電球を飾るときは、電球が密集しないように注意しましょう。
電球が密集すると、電球が熱くなり、火災の原因になることがあります。
また、電球が密集すると、クリスマスツリーが重くなり、倒れてしまうことがあります。
クリスマスツリーの電球は、クリスマスの時期に欠かせないアイテムです。
電球の色や形をよく考えて選び、クリスマスツリーを美しく飾りましょう。
最近は安全面から見てもLED照明が広く使われております。
以前は赤緑黄色など、豊富な色彩を放っていましたが、最近だと青一色など単色の色合いが人気との事です。
モール・リボン・ベル
これらも飾り付けとしてよく見かけるものですね!
たくさん飾り付けがされていると一層華やかさが増してきます。
クリスマスツリーのベルは、クリスマスの時期に飾られる伝統的なオーナメントです。
ベルの音色は、クリスマスの喜びと幸せを告げてくれます。
クリスマスツリーのベルの起源は、はっきりとわかっていませんが、16世紀頃のドイツで始まったといわれています。
当時のクリスマスツリーには、ベルだけでなく、リンゴや栗などの果物も飾られていました。
ベルは、他の果物よりも安価で手に入りやすいため、クリスマスツリーの装飾として広く使われるようになりました。
クリスマスツリーのベルは、現在でも世界中の多くの国で飾られています。
モミの木にベルを飾ることで、クリスマスの雰囲気をより一層盛り上げることができます。
クリスマスツリーのベルには、いくつかの意味があります。
- 喜び:ベルの音色は、クリスマスの喜びと幸せを告げてくれます。
- 幸運:ベルは幸運を招くと言われています。
- 魔除け:ベルは、魔除けの効果があるとされています。
クリスマスツリーのベルは、クリスマスの時期に欠かせないアイテムです。
ベルの音色を聴くと、クリスマスの喜びと幸せを感じることができる事でしょう。
お菓子
クリスマスツリーには実物を模したものを飾りますが、場合によっては実物を飾る事もあるようです。
クリスマスツリーに飾られるお菓子には、さまざまな種類があります。
- キャンディケイン:赤と白等の縞模様の棒状のキャンディ
- リンゴ:緑色の果物で、豊かさや幸運を象徴します
- クッキー:クリスマスの形をしたクッキー
- チョコレート:さまざまな形のチョコレート
- マシュマロ:丸い形のマシュマロ
- ナッツ:さまざまな種類のナッツ
- ドライフルーツ:さまざまな種類のドライフルーツ
- グミ:さまざまな形のグミ
- キャンディー:さまざまな形のキャンディー
これらのお菓子は、クリスマスツリーをより華やかに彩り、クリスマスの雰囲気をより一層盛り上げてくれます。
また、クリスマスツリーに飾られたお菓子は、子供たちにとって特別なプレゼントです。
クリスマスツリーに飾るお菓子は、家族や友人と一緒に選ぶのも楽しいものです。
お菓子を選ぶときは、クリスマスの雰囲気に合ったものを選ぶとよいでしょう。
綿
雪を模した飾りとして白い綿が用いられます。
別名スノーブランケットとも言われています。
綿は、白くてふわふわとした見た目で、クリスマスの雰囲気にぴったりです。
また、綿は軽くて簡単に飾ることができるので、子供でも簡単にクリスマスツリーを飾ることができます。
クリスマスツリーに綿を飾る方法はいくつかあります。
- 綿を直接クリスマスツリーに飾る
- 綿を糸に巻いて、クリスマスツリーに飾る
- 綿をボール状にして、クリスマスツリーに飾る
- 綿を雪だるまの形にして、クリスマスツリーに飾る
綿は、クリスマスツリーをより華やかに彩り、クリスマスの雰囲気をより一層盛り上げてくれますし、綿は子供たちにとっても特別なプレゼントになり得る事でしょう。
注意点としては、クリスマスツリーに綿を飾るときは、綿が落ちないように注意しましょう。
綿が落ちると、床を汚したり、火災の原因になったりすることがあるため、飾り付けをする際は気をつけてください。
まとめ
クリスマスツリーについてまとめさせてもらいました。
調べてみると面白い発見がありますね。
では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!