一般的に、サンタクロースと言えば赤い衣装に身を包み、白いひげを蓄えた老齢の男性のイメージを持たれるかと思われます。
これがオレンジとかムラサキとかだったら「なんか違う。。」って感じしますよね。。笑
歴史をさかのぼると、かつては緑色のサンタクロースがイギリスに存在していたこともあるようですが、今では絶滅危惧種となっているとの事です。
現在においては、サンタクロースは赤い服以外似合わないほどイメージが定着しております。
この記事では、そこに至るまでの経緯や赤い服の理由について、気になる疑問を解消するべく調べた事をまとめてみました!
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サンタクロースのモデルになった人物とは?
サンタクロースのモデルとなった人物は、4世紀ごろに実在した聖ニコラオスだと言われています。
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聖ニコラオスは、日頃から貧しい人や困っている人に対して手厚く援助する心の持ち主であり、人々に対して奉仕する人物でした。
彼の死後、聖人として認定され、後に「聖ニコラオス祭」としてヨーロッパ中に広まったとされています。
それが現在におけるクリスマスのルーツとなっています。
サンタクロースの衣装が赤い理由
赤い衣装というのはとても目立つ色の服ですよね!真っ白な雪原の中でも一目で認識する事が出来る色味でもあります。
ただ、赤い色という理由にはやはりルーツがありまして、それはモデルとなった聖ニコラオスによる彼の信者に対する覚悟の表れの色であると言われています。
赤は血の色でもありますので、全身全霊を持って、自身の身体や命を代償にしてでも人に尽くしていこうとする覚悟と信念の表れでもあります。
私自身、サンタクロースの衣装が赤色である事を当然のように認知しておりましたが、人に対して奉仕していく為にもそれだけ血の滲む程の意志と努力が必要なのだと思わされました。
赤以外の服を着ているサンタは存在する?
サンタクロース=赤い服
といったようにイメージが定着しておりますが、詳しく調べてみるとかつては他の色のサンタクロースも居たようですね。
冒頭でも触れたように緑色のサンタクロースも居たとの事ですが、赤色に定着するまでは小説や絵画に登場するサンタクロースは青色だった事もあるようです。
他にも白や紫色といった、今ではあまり考えられないような色のサンタさんも居たようですね。
サンタクロースの衣装が赤色に定着するまで
では、現在においてサンタクロースの衣装が赤色になった理由とは一体何故なのでしょうか?
その背景として、「コカ・コーラ社」のCMによって一躍広まり、定着したと言われています。
当時、新規事業を開拓する上で、コカ・コーラ社が会社のイメージアップする為のイメージキャラクターとしてサンタクロースが採用される事となりました。
それまでは主に男性向けの市場展開が成されていましたが、女性や子供向けの市場の開拓を進めていくにあたって、サンタクロースの起用が望ましいと判断されたとの事です。
そしてその決断は後に大成功を収め、今日に至るまで赤色がサンタクロースのテーマカラーとして世の中に認知される事となりました。
まとめ
サンタクロースの衣装が赤い理由について、気になる疑問を調べてまとめてみました。
今となっては当たり前の事も、過去をさかのぼるとそれまでの経緯や理由について知る事が出来るので面白いですよね。
それでは、ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!