マドレーヌという焼き菓子はご存知でしょうか?
贈り物や差し入れ等をもらう際に見た事があるという方も居るかもしれません。
また手頃なサイズ感なので、差し入れとしてもピッタリなお菓子です。
バレンタインデーやホワイトデーの贈り物としてもちょうど良く、人気の焼き菓子となっています。
今回は、そんなマドレーヌについて、贈り物としての意味や贈る相手などについてまとめさせてもらいました。
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マドレーヌとはどんなお菓子?
フランス発祥となるマドレーヌは、ホタテの貝殻や円形を模したデザインとなっている焼き菓子となります。
材料は無塩バター、同量の小麦粉、卵、砂糖、ベーキングパウダーなど。それらをかき混ぜて、バターを塗った貝殻の型の上に生地を載せてオーブンで焼きます。
場合によってはアーモンドパウダーやレモン汁を加えるなど、好みによって味が変わる事もあります。
マドレーヌの発祥に関しては諸説ありますが、初めて作った女性の名前が「マドレーヌ」であった事から、その名前が付けられたとされています。
マドレーヌに込められた意味とは?
マドレーヌは2枚の貝殻が重なり合った様子のデザインである事から、「あなたとより親密な関係を築いていきたい」という意味合いとなっています。
デザインの元となっている二枚貝のホタテ貝は、中世の当時の通行書として使われていた事もあり、キリスト教の巡礼のシンボルでもあります。
また日本では、貝を2枚重ねる事で夫婦円満などを表す事から、縁起物としても良いお菓子でもあります。
フランス発祥のお菓子ではありますが、日本にとっても縁起物としての親和性は高いと言えますね!
マドレーヌとフィナンシェの違いは?
マドレーヌと似たようなお菓子としてフィナンシェがあります。
こちらもマドレーヌと同様に、フィナンシェもフランス発祥の焼き菓子となっています。
お菓子の形状のデザインは異なりますが、材料がほとんど同じ事から、味も似たようなものとなっています。
フィナンシェはフランス語で「金融」や「お金持ち」を意味し、金塊や金の延べ棒を意識したデザインとなっています。
見るからに縁起が良さそうなデザインなっていますね。
また、それぞれのお菓子の違いはデザインだけでなく、材料も一部違っており、
フィナンシェ:卵白のみ
を使用して作られたお菓子となっています。
ちなみにマドレーヌには「あなたと親密になりたい」という意味が込められていますが、フィナンシェには「特に意味はない」との事なので、渡す相手にこだわる必要もありませんし、縁起物としても良さそうですね!
マドレーヌはどんな相手に渡した方が良い?
相手とより親密な関係を築いていきたいのであれば、贈り物としてマドレーヌは適しています。
恋人や夫、あるいは妻へのプレゼントとして贈ることで、お互いの愛情を確かめるような気持ちにさせられる事でしょう。
大切に想っているからこそ、より親密な関係を築いていきたいと思っている方へプレゼントすると良いですね。
マドレーヌを渡してはいけない相手とは?
一方で、相手とそこまで深い関係では無い場合、場合によっては相手を誤解させてしまう事となりかねません。
日頃から関わりのある方への感謝の気持ちとして贈るのは構いませんが、その場合は「これからも良い関係でいましょう」という意味になりますので、さほど親しく無い人への贈り物には向いていないと言えます。
また、原料に小麦粉、卵白、アーモンド等を使用しているので、相手のアレルギーの有無を伺った上で贈るのが望ましいと言えるでしょう。
バレンタインやホワイトデー等の贈り物の際に社交辞令や義理としてであれば、マドレーヌよりも同じ焼き菓子となるフィナンシェの方が良いと言えるかもしれませんね。
まとめ
贈り物としてのマドレーヌの意味についてご紹介させてもらいました。
手頃な大きさで、贈り物としても食べやすく喜ばれる焼き菓子ですので、普段から親しくしている方や、お世話になっている方への手土産にもちょうど良いかもしれませんね。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
バレンタインデーやホワイトデーの際の他のお菓子の意味についてもまとめていますので、興味がありましたらコチラもご覧になってください。
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