5月は、春から初夏にかけての美味しい果物が楽しめる季節。甘さが最高潮のいちご、みずみずしいさくらんぼ、贅沢なメロン、爽やかな夏みかん、栄養たっぷりのビワなど、旬の果物が豊富に出回ります。
しかし、せっかくの旬の果物も、正しい選び方や保存方法を知らなければ、美味しさを最大限に楽しめません。さらに、それぞれの果物にはどんな栄養や健康効果があるのかを知ることで、より効果的に取り入れることができます。
この記事では、5月に旬を迎える果物の選び方や保存方法、美味しいレシピ、健康効果について詳しくご紹介します。旬の果物をしっかり楽しんで、健康的な食生活を送りましょう!
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5月に旬を迎える果物
いちご 🍓 甘さがピークに!春の定番フルーツ
5月のいちごは、まさに甘さが最高潮に達する時期です。冬から春にかけて出回るいちごですが、5月のいちごは温暖な気候のおかげで糖度が増し、ジューシーで濃厚な味わいになります。特に「とちおとめ」「あまおう」「紅ほっぺ」などの品種は人気が高く、甘みと酸味のバランスが絶妙です。
いちごの旬が5月まで続く理由は、気温と日照時間の影響によるものです。寒い時期にはゆっくり成長するため甘みが凝縮され、5月に入るとその甘さがピークを迎えます。ハウス栽培が主流のいちごですが、露地栽培のものもこの時期から市場に出回り始めます。
また、いちごにはビタミンCがたっぷり含まれており、美肌や免疫力アップに効果的です。1日に7〜8粒食べるだけで、1日のビタミンC推奨摂取量を満たすことができます。おやつとしてそのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやスムージーに加えるのもおすすめです。
スーパーや直売所では、新鮮ないちごを手に入れることができます。購入後はできるだけ早く食べるのがベストですが、冷蔵保存する場合はヘタをつけたまま保存し、食べる直前に洗うのがポイントです。
さくらんぼ 🍒 国産が出回り始める初夏の宝石
5月に入ると、国産のさくらんぼが市場に出回り始めます。特に山形県産の「佐藤錦」は6月がピークですが、早生(わせ)品種の「高砂」や「紅さやか」は5月から楽しむことができます。さくらんぼは、甘酸っぱくジューシーで、見た目も鮮やかな赤色が特徴的な果物です。
さくらんぼは桜の木になる果実で、栽培には寒暖差が必要です。昼間に太陽の光をたっぷり浴び、夜間に冷え込むことで、甘みが増します。5月に収穫されるものはまだ少し酸味が強めですが、そのフレッシュな味わいが魅力でもあります。
さくらんぼにはアントシアニンやビタミンCが豊富に含まれ、抗酸化作用が強いため、目の健康や美肌効果が期待できます。また、カリウムも含まれており、むくみの解消にも役立ちます。
さくらんぼは傷みやすい果物なので、購入後はすぐに食べるのがベストです。冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐためにラップで包むか、密閉容器に入れるとよいでしょう。
メロン 🍈 ジューシーで贅沢な味わいの旬
5月はメロンの美味しい季節が始まる時期です。特に温室メロンは、5月から夏にかけて最も美味しくなります。「アンデスメロン」「クインシーメロン」「アールスメロン」など、さまざまな品種があり、それぞれ甘さや香りに特徴があります。
メロンの甘さの決め手は、熟成具合と糖度です。5月に出回るメロンは、温室でじっくり育てられたものが多く、甘くジューシーな果肉を楽しめます。特にアールスメロンは、網目が細かく綺麗に入っているものが甘くて美味しいとされています。
また、メロンは水分が多く、熱中症予防や水分補給にも適しています。カリウムも豊富に含まれているため、むくみ対策や高血圧の予防にも効果的です。
メロンを美味しく食べるには、常温で数日間追熟させることがポイントです。触って少し柔らかくなり、甘い香りが強くなったら食べごろです。カット後は冷蔵保存し、できるだけ早めに食べるのがおすすめです。
夏みかん 🍊 爽やかな酸味が魅力!5月が美味しい理由
夏みかんは、5月から6月にかけて旬を迎える柑橘類です。甘酸っぱくさっぱりとした味わいが特徴で、爽やかな香りが初夏にぴったりの果物です。
夏みかんの特徴は、通常のみかんに比べて酸味が強いことです。5月の時点ではまだ酸味がしっかり残っているものが多いですが、これが夏みかんの魅力でもあります。時間が経つにつれて酸味が和らぎ、より食べやすくなります。
ビタミンCやクエン酸が豊富に含まれており、疲労回復や免疫力アップに役立ちます。特に運動後や暑い日には、夏みかんの酸味が体をリフレッシュしてくれます。
夏みかんは常温で保存できますが、長期間保存する場合は冷蔵庫に入れると鮮度が保てます。皮が厚いので、ナイフでカットして食べるのが一般的です。
ビワ 🍑 栄養たっぷり!和のスーパーフード
ビワは5月から6月にかけて収穫される、日本ならではの果物です。優しい甘さとみずみずしい食感が特徴で、昔から親しまれてきました。
ビワにはβカロテンが豊富に含まれており、免疫力アップや目の健康維持に役立ちます。また、ビタミンB群やカリウムも含まれており、体の調子を整える効果があります。
ビワは皮をむいてそのまま食べるのが一般的ですが、ジャムやコンポートにしても美味しく楽しめます。保存する際は乾燥を防ぐためにポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存すると鮮度を保てます。
ビワの旬は短いため、出回る時期を逃さずに味わいたい果物のひとつです。スーパーや直売所で見かけたら、ぜひ旬の味を楽しんでみてください。
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5月の果物の選び方と見分け方
いちご:ツヤとヘタの緑がポイント!甘いいちごの選び方
いちごを選ぶときのポイントは「ツヤ」「色」「ヘタの状態」の3つです。新鮮で美味しいいちごは、表面にハリがあり、鮮やかな赤色をしています。ツヤがあり、種の部分がしっかりしているものは、甘くてジューシーないちごである可能性が高いです。
また、ヘタの色も重要なチェックポイントです。新鮮ないちごのヘタは鮮やかな緑色をしており、しおれていないものを選びましょう。ヘタがピンと上を向いているものほど、収穫から時間が経っていない証拠です。
サイズに関しては、大きないちごが甘いとは限りません。品種によってサイズや形状が異なるため、小粒でも糖度が高いものもあります。迷ったときは、パックの中でなるべく均一なサイズのものが揃っているものを選ぶと、品質が安定しています。
購入後は、食べる直前に軽く水で洗いましょう。長時間水に浸すと、いちごの風味が落ちてしまうため注意が必要です。また、ヘタを取ると果汁が流れ出やすくなるため、ヘタは洗った後に取るのがポイントです。
さくらんぼ:色・ハリ・軸で新鮮度をチェック!
さくらんぼを選ぶときは、まず「色」をチェックしましょう。品種によって異なりますが、一般的に赤く色づいているものが甘みが強い傾向にあります。薄い色のものは酸味が強い場合が多いので、甘いものを好む場合は濃い赤色のものを選ぶのがおすすめです。
次に、「ハリ」があるかを確認します。新鮮なさくらんぼは、皮にツヤがあり、触ったときに弾力を感じます。しわが寄っていたり、皮が柔らかくなっていたりするものは鮮度が落ちている可能性があります。
さらに、「軸の色」も重要です。軸が緑色でピンとしているものほど、収穫したての新鮮な証拠です。軸が茶色く変色していたり、しおれているものは時間が経っているため、避けた方がよいでしょう。
購入後は、冷蔵庫の野菜室に保存し、なるべく早めに食べるのがおすすめです。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるため、食べる前に少し常温に戻すと、より美味しく味わえます。
メロン:香りと弾力で食べごろを見極める方法
メロンを選ぶ際のポイントは、「香り」「弾力」「網目の状態」です。食べごろのメロンは甘い香りが漂い、ヘタの周りを軽く押すと少し弾力があります。硬いものはまだ熟していないため、常温で数日追熟させるとよいでしょう。
網目が細かく均一に入っているものは、甘みが強い傾向があります。ただし、品種によっては網目がないもの(プリンスメロンやクインシーメロンなど)もあるため、外見だけで判断せず、香りと弾力もチェックすることが大切です。
また、メロンを持ったときにずっしりと重みがあるものは、果汁がたっぷり詰まっている可能性が高いです。逆に軽すぎるものは水分が少なく、甘さが足りないことがあります。
食べる直前に冷蔵庫で冷やすと、より美味しくなります。カットした後は、ラップをして冷蔵保存し、なるべく早めに食べるようにしましょう。
夏みかん:皮の色と重さが甘さの決め手
夏みかんは、外見の色と重さが美味しさを見極めるポイントです。しっかりとしたオレンジ色で、皮にツヤがあるものが甘みが強い傾向にあります。黄色っぽいものはまだ熟しきっていない可能性があるため、購入後に数日追熟させるとよいでしょう。
また、手に持ったときにずっしりと重みを感じるものを選びましょう。重いものほど果汁がたっぷり詰まっており、ジューシーな味わいを楽しめます。逆に軽すぎるものは水分が少なく、パサついた食感になりやすいです。
皮が滑らかで傷が少ないものを選ぶのも大切です。夏みかんは皮が厚いため、多少の傷は問題ありませんが、大きな傷や黒ずみがあるものは避けたほうがよいでしょう。
購入後は常温で保存し、食べる直前に冷蔵庫で冷やすと、より爽やかな味わいを楽しめます。
ビワ:皮の質感と色で美味しさを判断
ビワを選ぶ際は、「皮の質感」「色」「ヘタの状態」をチェックしましょう。美味しいビワは、皮がなめらかでハリがあり、鮮やかなオレンジ色をしています。まだ熟していないものは黄色っぽく、逆に熟しすぎたものは茶色くなっていることが多いです。
また、ヘタがしっかりとついていて、茶色く変色していないものが新鮮な証拠です。ヘタが取れかけているものは、収穫から時間が経っている可能性が高いため、避けた方がよいでしょう。
ビワは非常にデリケートな果物で、傷つきやすいため、購入時には触りすぎないように注意しましょう。保存する際も、重ねずに1つずつ並べると傷みにくくなります。
冷蔵庫で保存する場合は、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れるとよいでしょう。ただし、冷やしすぎると甘みが感じにくくなるため、食べる少し前に常温に戻すのがおすすめです。
ビワはそのまま食べるのはもちろん、ジャムやコンポートにしても美味しく楽しめます。短い旬の時期を逃さず、新鮮なビワを味わってみてください。
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5月の果物の保存方法と長持ちさせるコツ
いちご:冷蔵庫での保存方法と鮮度をキープする裏ワザ
いちごは非常に傷みやすい果物なので、正しい保存方法を知っておくことが大切です。保存の基本は「冷蔵庫でヘタをつけたまま保存する」こと。ヘタを取ると果汁が流れ出やすくなり、鮮度が落ちやすくなるため、食べる直前までヘタをつけておきましょう。
保存するときは、キッチンペーパーを敷いた保存容器にいちごを重ならないように並べるのがポイントです。密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室に置くことで、乾燥を防ぎながら適度な湿度を保ち、鮮度を長持ちさせることができます。
さらに、いちごを長持ちさせる裏ワザとして、「酢水洗い」があります。ボウルに水1リットルに対して大さじ1の酢を加え、いちごを軽く洗うと、カビの発生を抑えることができます。洗った後はしっかり水気を拭き取り、冷蔵保存すると、通常より1〜2日長く新鮮な状態をキープできます。
長期間保存したい場合は、冷凍するのもおすすめです。ヘタを取って洗ったいちごをキッチンペーパーで水気を拭き取り、バラバラにして冷凍すると、スムージーやジャム作りに使えます。
さくらんぼ:常温と冷蔵、最適な保存方法とは?
さくらんぼは水分が多く、乾燥や温度変化に弱いため、保存方法に注意が必要です。基本的には「冷蔵保存」が最適ですが、すぐに食べる場合は常温保存でもOKです。
冷蔵保存する際は、さくらんぼを密閉容器や保存袋に入れ、野菜室に置くのがおすすめです。乾燥を防ぐために、キッチンペーパーを敷いた容器に並べると、より鮮度を保てます。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるため、食べる30分ほど前に常温に戻すと、より美味しく味わえます。
常温保存する場合は、風通しの良い涼しい場所に置きましょう。ただし、気温が高いとすぐに傷んでしまうため、できるだけ早く食べるのがベストです。
長期間保存したい場合は冷凍も可能ですが、解凍すると食感が変わるため、スムージーやコンポートにするのがおすすめです。冷凍する際は、種を取ってから保存袋に入れ、一度バラ冷凍すると扱いやすくなります。
メロン:追熟のコツ&カット後の正しい保存法
メロンは購入直後に食べるよりも、「追熟」させることで甘みが増し、美味しさが引き立ちます。追熟させるには、常温で保存し、甘い香りが強くなり、ヘタの周りが少し柔らかくなったら食べごろです。未熟なメロンは、新聞紙に包んで常温で2〜3日置いておくと甘みが増します。
食べごろになったメロンは、冷蔵庫で冷やしてから食べると、より美味しくなります。ただし、冷やしすぎると風味が落ちるため、食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
カットした後は、種を取り除き、ラップでしっかり包んで冷蔵庫で保存しましょう。カットメロンは乾燥しやすいため、保存容器に入れるか、ラップを二重にして密閉すると、より鮮度を保てます。保存期間の目安は2〜3日ですが、できるだけ早く食べるのがベストです。
冷凍する場合は、一口サイズにカットし、バラ冷凍するとスムージーやシャーベットに活用できます。ただし、解凍すると水分が出て食感が変わるため、そのまま食べるよりも加工用として使うのがよいでしょう。
夏みかん:冷蔵庫と常温、どちらが適している?
夏みかんは比較的保存しやすい果物ですが、美味しさを長持ちさせるには適切な保存方法が必要です。基本的には「常温保存」が適しており、風通しの良い涼しい場所に置いておくと1週間ほど保存可能です。
冷蔵庫に入れる場合は、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れ、野菜室で保存すると長持ちします。ただし、冷蔵庫に長く入れすぎると水分が抜けてしまい、果肉がパサつくことがあるため、できるだけ早く食べるのがおすすめです。
夏みかんの皮が厚いため、皮ごと保存する場合は問題ありませんが、カット後はしっかりラップで包み、冷蔵庫で保存しましょう。カットしたものは2〜3日以内に食べるのがベストです。
また、夏みかんは冷凍保存も可能です。皮をむいて房ごと保存袋に入れ、冷凍するとシャーベットのような食感を楽しめます。ジュースにしてから冷凍するのもおすすめです。
ビワ:乾燥を防ぐ保存法と美味しさを保つ秘訣
ビワは水分が多く、乾燥しやすい果物なので、保存方法に注意が必要です。購入後はできるだけ早く食べるのが理想ですが、保存する場合は「冷蔵保存」が適しています。
ビワは乾燥に弱いため、保存するときはポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に置くと鮮度が保てます。また、キッチンペーパーで包んでから袋に入れると、より長持ちします。保存期間の目安は3〜4日ですが、新鮮なうちに食べるのが一番美味しいです。
ビワの皮は薄く、デリケートなため、強く触ると傷つきやすくなります。保存時は重ならないように並べると、傷みにくくなります。
長期間保存したい場合は、ビワをシロップ漬けにして冷蔵保存するのもおすすめです。また、コンポートにしてから冷凍すると、デザートやヨーグルトのトッピングとして楽しめます。
ビワは生で食べるのが一般的ですが、ジャムやゼリーに加工することで、旬の味を長く楽しむことができます。短い旬の時期を逃さず、美味しく味わいましょう。
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5月の果物を使ったおすすめレシピ
いちご:簡単いちごジャムの作り方
いちごジャムは、旬のいちごを長く楽しむための定番レシピです。手作りすれば、砂糖の量を調整できるので、自分好みの甘さに仕上げられます。
【材料】
- いちご … 500g
- 砂糖 … 250g(いちごの重さの50%が目安)
- レモン汁 … 大さじ1
【作り方】
- いちごを下準備する
いちごを洗い、ヘタを取り除く。大きないちごは半分にカットする。 - 砂糖をまぶしておく
ボウルにいちごと砂糖を入れ、全体に砂糖をなじませて30分ほど置く。すると、いちごから水分が出てくる。 - 弱火で煮る
鍋にいちごと砂糖を入れ、弱火で煮る。焦げつかないように時々かき混ぜながら、アクが出てきたらこまめに取り除く。 - レモン汁を加えて煮詰める
15〜20分ほど煮詰めたら、レモン汁を加えてさらに5分ほど煮る。レモン汁を加えることで、鮮やかな赤色が保たれる。 - 完成&保存
熱いうちに煮沸消毒した瓶に入れ、しっかりフタをして逆さまにして冷ます。冷蔵庫で保存し、1〜2週間以内に食べきる。
パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたり、様々なアレンジが楽しめるいちごジャム。旬のいちごの甘さをぎゅっと閉じ込めて、おうちで楽しんでみてください!
さくらんぼ:手作りさくらんぼゼリーで爽やかデザート
さくらんぼの甘酸っぱさを生かしたゼリーは、さっぱりとしたデザートにぴったりです。ぷるぷる食感が楽しく、見た目も華やかなので、おもてなしにもおすすめです。
【材料】(2〜3人分)
- さくらんぼ … 20粒程度
- 水 … 200ml
- 砂糖 … 50g
- レモン汁 … 小さじ1
- 粉ゼラチン … 5g
- 水(ゼラチン用) … 大さじ2
【作り方】
- ゼラチンをふやかす
小さなボウルに水(大さじ2)を入れ、ゼラチンを振り入れてふやかしておく。 - さくらんぼを下準備
さくらんぼは洗ってヘタを取り、種を取り除く。 - シロップを作る
鍋に水(200ml)と砂糖を入れ、弱火で加熱する。砂糖が完全に溶けたら、レモン汁を加える。 - ゼラチンを加えて溶かす
火を止めて、ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜる。完全に溶けたら粗熱を取る。 - 型に流し込む
器にさくらんぼを入れ、ゼリー液を静かに注ぐ。冷蔵庫で2〜3時間冷やし固める。 - 完成
固まったら、お好みでミントを飾って完成!
冷たいゼリーにさくらんぼの爽やかな風味が広がり、暑くなる5月にぴったりのデザートになります。
メロン:贅沢メロンパフェの作り方
メロンの甘みを最大限に楽しめる、贅沢なメロンパフェのレシピをご紹介します。
【材料】(2人分)
- メロン … 1/4個
- バニラアイス … 適量
- 生クリーム … 100ml
- 砂糖 … 大さじ1
- コーンフレーク … 適量
- ミント … 飾り用
【作り方】
- メロンをカットする
メロンの皮をむき、一口サイズにカットする。 - 生クリームを泡立てる
ボウルに生クリームと砂糖を入れ、ツノが立つまで泡立てる。 - グラスに盛り付ける
グラスの底にコーンフレークを敷き、カットしたメロンをのせる。 - アイス&生クリームをトッピング
バニラアイスをのせ、その上に泡立てた生クリームを絞る。 - 仕上げ
さらにメロンを飾り、ミントを添えて完成!
お店のような豪華なパフェが自宅で簡単に作れます。お好みでチョコソースをかけても美味しいですよ!
夏みかん:スッキリ夏みかんサラダのレシピ
爽やかな酸味のある夏みかんを使った、さっぱりとしたサラダをご紹介します。
【材料】(2人分)
- 夏みかん … 1個
- レタス … 3枚
- きゅうり … 1/2本
- オリーブオイル … 大さじ1
- 塩 … 少々
- 黒こしょう … 少々
【作り方】
- 夏みかんをむく
夏みかんの皮をむき、薄皮を取り除く。 - 野菜をカット
レタスは一口大にちぎり、きゅうりは薄切りにする。 - ドレッシングを作る
オリーブオイル、塩、黒こしょうを混ぜる。 - 盛り付け
野菜と夏みかんをお皿に盛り付け、ドレッシングをかける。
爽やかな味わいが初夏にぴったり!お肉料理の付け合わせにもおすすめです。
ビワ:和風びわコンポートの簡単レシピ
ビワの甘さを引き立てる、シンプルなコンポートを作ります。
【材料】
- ビワ … 10個
- 砂糖 … 100g
- 水 … 200ml
- レモン汁 … 小さじ1
【作り方】
- ビワの皮をむく
ビワの皮をむき、種を取り除く。 - シロップを作る
鍋に水と砂糖を入れ、沸騰させる。 - ビワを煮る
ビワを入れ、弱火で10分ほど煮る。 - レモン汁を加える
火を止め、レモン汁を加える。 - 冷やして完成
粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やして完成!
ヨーグルトやアイスと一緒に食べると絶品です!
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5月の果物を楽しむポイントと健康効果
いちごのビタミンCで美肌効果アップ
いちごはビタミンCが豊富で、美肌効果が高い果物です。100gあたり約62mgのビタミンCが含まれており、これはレモンよりも多い量です。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌のハリを保つ役割を果たします。また、紫外線ダメージから肌を守る効果もあるため、紫外線が強くなる5月には特に積極的に摂りたい果物です。
さらに、いちごには「エラグ酸」という抗酸化成分が含まれており、シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑える効果があります。そのため、いちごを食べることで、透明感のある美しい肌を維持しやすくなります。
また、いちごには食物繊維の一種である「ペクチン」も豊富に含まれており、腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整うと、肌荒れが改善されるだけでなく、免疫力の向上にもつながります。
おすすめの食べ方としては、ヨーグルトと一緒に食べるのがおすすめです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌と、いちごの食物繊維が相乗効果を生み出し、腸内環境をより良くすることができます。朝食やデザートに取り入れて、美肌ケアをしてみましょう!
さくらんぼのアントシアニンが目の健康をサポート
さくらんぼには「アントシアニン」というポリフェノールが豊富に含まれており、目の健康をサポートする効果があります。アントシアニンは、目の疲れを和らげるだけでなく、視力の低下を防ぐ働きがあるため、スマホやパソコンをよく使う現代人にぴったりの栄養素です。
また、さくらんぼには「ビタミンA」も含まれており、暗い場所でも目が見えやすくなる働きがあります。ビタミンAは、目の粘膜を健康に保つため、ドライアイの予防にも役立ちます。
さらに、さくらんぼには「カリウム」が豊富で、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。これにより、高血圧の予防や、むくみの改善が期待できます。特に、デスクワークで足がむくみやすい人には、さくらんぼがぴったりの果物です。
さくらんぼを食べる際のポイントは、「皮ごと食べる」こと。アントシアニンは皮の部分に多く含まれているため、よく噛んで食べることで、より多くの栄養を摂取できます。
メロンの水分補給&むくみ対策効果
メロンは90%以上が水分でできており、熱くなり始める5月にはぴったりの水分補給フルーツです。汗をかきやすくなる季節に、メロンを食べることで体内の水分バランスを整えることができます。
また、メロンには「カリウム」が豊富に含まれており、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。これにより、むくみの解消や血圧の調整に役立ちます。特に、塩分を摂りすぎがちな人や、デスクワークで足がむくみやすい人にはおすすめの果物です。
さらに、メロンには「GABA」という成分も含まれています。GABAはリラックス効果があり、ストレスを和らげる働きがあります。忙しい日々を過ごしている人や、疲れがたまりやすい人は、メロンを食べることでリフレッシュできます。
メロンを食べる際のポイントは、「食べる直前に冷やす」こと。冷たく冷やすことで、甘みがより引き立ちます。また、ヨーグルトと組み合わせると、整腸作用が高まり、便秘の改善にも効果的です。
夏みかんのクエン酸で疲労回復!
夏みかんには「クエン酸」が豊富に含まれており、疲労回復に役立つ果物です。クエン酸は、体内のエネルギーを効率よく生み出す働きがあり、運動後や仕事で疲れたときに摂取すると、疲れが取れやすくなります。
また、夏みかんには「ビタミンC」も多く含まれており、免疫力の向上に効果があります。風邪を引きにくくするだけでなく、美肌効果も期待できるため、健康と美容の両方に嬉しい果物です。
さらに、夏みかんの酸味成分には「食欲増進効果」もあります。暑くなってくると食欲が落ちることがありますが、夏みかんを食べることで、胃腸が刺激され、食欲がわきやすくなります。
おすすめの食べ方は、「サラダやドレッシングに加える」こと。夏みかんの酸味が、サラダの味を引き締め、さっぱりと食べられます。また、ヨーグルトに混ぜると、腸内環境を整える効果も期待できます。
ビワのβカロテンが免疫力を高める理由
ビワには「βカロテン」が豊富に含まれており、免疫力を高める効果があります。βカロテンは、体内でビタミンAに変換され、粘膜を強化する働きがあります。これにより、風邪を引きにくくなったり、喉の乾燥を防ぐ効果が期待できます。
また、ビワには「ポリフェノール」も含まれており、抗酸化作用が強いため、老化の防止や美肌維持にも効果的です。紫外線が強くなる5月には、ビワを食べて肌を内側から守るのもおすすめです。
さらに、ビワには「カリウム」も多く含まれており、体内の水分バランスを整え、むくみの改善に役立ちます。特に、塩分を摂りすぎがちな人にはぴったりの果物です。
ビワの栄養をしっかり摂るためには、「皮ごとコンポートにする」のがおすすめです。ビワの皮にはポリフェノールが多く含まれているため、皮ごと煮ることで栄養を逃さず摂取できます。
旬の短いビワを美味しく食べて、免疫力を高めましょう!
まとめ
5月は、春から初夏にかけて美味しい果物が豊富に出回る季節です。いちご、さくらんぼ、メロン、夏みかん、ビワといった旬の果物は、それぞれ独自の魅力と栄養を持っています。
いちごはビタミンCが豊富で、美肌や免疫力向上に最適。さくらんぼにはアントシアニンが含まれ、目の健康をサポートします。メロンは水分補給やむくみ改善に効果的で、夏みかんはクエン酸による疲労回復効果が期待できます。さらに、ビワにはβカロテンが多く含まれ、免疫力を高める働きがあります。
果物を選ぶ際には、色やツヤ、ヘタの状態などをチェックすると、新鮮で美味しいものを見極めることができます。また、正しい保存方法を実践することで、鮮度を長持ちさせることが可能です。いちごは冷蔵庫でヘタ付きのまま保存、さくらんぼは乾燥を防ぐため密閉容器に入れる、メロンは追熟させてから食べるなど、それぞれに適した方法があります。
さらに、5月の果物を使ったレシピも楽しみのひとつです。いちごジャムやさくらんぼゼリー、メロンパフェなどのデザート、夏みかんサラダやビワのコンポートなどのアレンジレシピを活用することで、旬の味を存分に楽しめます。
栄養価が高く、美味しさも抜群の5月の果物。健康維持や美容、疲労回復にも役立つので、ぜひ積極的に取り入れて、旬の味覚を楽しんでみてください!