節分の日と聞くと、恐らく多くの人が2月3日のイメージを持たれるかもしれません。
1985年から2020年の期間中、節分の日付が2月3日となった日が続いたため、そのような印象が強く残っているのかもしれません。
ですが2023年の節分の日付けは2月3日になったりと、今後は日付けが少し変わってくるようです。
この記事では、節分に関する事について調べた事をまとめさせてもらいました。
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節分とは?
一般的に節分の日というのは、「鬼は外、福は内」の掛け声と共に豆まきを行う2月のイメージが強いかもしれません。
ですが節分とは、春(立春)・夏(立夏)・秋(立秋)・冬(立冬)の日の前日の事を指します。
節分には四季のそれぞれの季節の始まりの日の事を言い、さらには字の如く「季節を4つに分ける」という意味も含まれているようです。
また節分の次の日の事を立春となり、二十四節気の中で第一正月節となっており、一番初めの節となります。
2023年(令和5年)の節分の日は?
2023年の節分の日付は2月3(木)となっています。
過去を振り返ると、節分の日付けが2月3日が続きましたが、2021年以降は必ずしも2月3日になるとは限らないとの事です。
ちなみに節分の日付けが2月3日の年が続いたのは、1985年から2020年となっています。
節分の日の日程は毎年2月4日頃の立春の日の前日となっていますが、はっきりとした日付はその都度変わってくるようです。
仮に立春が2月3日だった場合、節分は2月2日になるといったように、その都度日程も変わります。
節分の日付けが変わる理由
立春が太陽黄径が315度となっており、天体の運行によってその年の日付も異なるようです。
ですので未来の日付けに関しては軌道計算に基づくものなのであくまでも予測でしかなく、厳密に正確な日付けは今後変わってくる可能性もあるようです。
1985年~2020年は節分の日が2月3日
1985年から2020年までは、2月3日が節分となっていました。これにより、特に若い年代の人にとっては節分の日が2月3日であるという印象が強いのかもしれません。
ですが、その翌年の2021年から4年に1度となる閏(うるう)年の翌年は2月2日となり、それ以外の節分の日付はこれまでと同様に2月3日となります。
124年ぶりとなった2月2日
ちなみに2021年の節分は2月2日となっていました。
2021年に関しては、124年ぶり日付が2月2日に変わり、この年のニュースでも話題になっていましたね。
2022年以降の節分の日付
2022年以降は立春の日が2月4日となる為、節分もそれに合わせてうるう年の翌年以外の年は立春の前日となる2月3日になると予測されています。
これはあくまでも予測となっていますが、2021年から2057年にかけて、西暦を4で割った際の余りが1となる年が2月2日となり、それ以外の都市は2月3日が節分の日となります。
【節分が2月2日となる年の例】
・2029年÷4=507余り1
・2037年÷4=509余り1
・2053年÷4=513余り1
2021年から2057年にかけて閏年の翌年の節分のみが2月2日となっており、グレゴリオ暦によるとその次の2058年から2090年にかけては、閏年の翌年とさらに翌々年の節分も2月2日となると予測されています。
【節分の日付(予測)】
2021年~2057年・・・うるう年の翌年のみ2月2日
2058年~2090年・・・うるう年の翌年と翌々年が2月2日
節分の日に行う事
豆まき
日本では古来より邪気を払う為に豆まきを行う神社もあります。
(2020年以降は新型コロナウイルスの影響により自粛が予想されますので、詳しくは各神社に問い合わせてみてください)
豆まきは各家庭でも行われているものでもありますので、家族間で決めた鬼役の人に向かって豆を投げる事となるでしょう。(お子さんが居る家庭では、お父さんが鬼役になる事が多いようです)
また、豆まきの「豆」には語呂合わせで「魔滅」に通じており、邪気を退け、今年一年の無病息災を願うといった意味合いがあります。
その際に撒かれた豆を自分の年の数だけ豆を食べる事で身体が丈夫になり、風邪をひかなくなるといった風習もあります。
また、節分の際に例外として豆まきをする必要がない苗字の方がいるという事をご存知でしょうか?
調べてみると興味深い理由があるので、ご興味があればコチラの記事もご覧になってください。
恵方巻を食べる
節分の日になると恵方に向かって無言で恵方巻を食べるといった風習があります。(恵方とは、その年の歳徳神(としとくじん)様の居る方角の事を表します。)
恵方巻を食べる際は「思い思い願い事を頭に思い浮かべながら最後まで食べきる」といったルールがあり、こうする事で願い事が叶うとされています。
ちなみに2023年付近の恵方の方角は
2022年 北北西
2023年 南南東
2024年 東北東
2025年 南南東
となっています。
方角が分からない場合は、スマホのコンパス機能などを使って調べてみると良いでしょう。
まとめ
2021年以降は節分の日付けが2月2日変わる年があるという理由についてまとめさせてもらいました。
一年を迎えるにあたって、ご自身のみならずご家族や親族、大切な方々の健康を願うばかりです。
また他にも、2月に行われる日本の伝統文化や行事、イベントについてもまとめています。
コチラもあわせてご覧いただけると幸いです。