「風速10m」と聞くと、どのくらいのイメージを持たれる事でしょうか？
「風が強い？それとも出歩いても大丈夫？」
と言ったように、大方このぐらいのイメージを持たれているかもしれません。
外の状況を踏まえた上で、雨天時に傘を使用しても良いかを判断しつつも、「その傘が破損しないか心配」だという風に思われるかもしれません。
「雨風をしっかりと防げるの？」
「そもそもそのような風の時には外出を避けるべきなの？」
など、漠然としたイメージは持てるものの、どのくらい危険かどうかまではイメージしづらい事でしょう。
そこでこの記事では、風速10ｍに関して詳しくまとめさせてもらいました。
実際に風がどのくらいの勢いなのかをイメージできるかによって、その日の行動にも影響を及ぼす事となるかと思われます。
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風速10ｍって具体的にどのくらい？
一体、風速10ｍというのは、どれくらいの強さを示すのでしょうか？
風速10ｍとは、風が1秒間で10メートル進む速さを指します。
これだけ聞くとまだイメージがしづらい方もいるかもしれませんが、より詳しく解説していきますと、1秒間に10メートルの速さで進む風は、1分間で約600メートル。
1時間に換算すると約36000メートルとなり、すなわち時速約36kmということになります。
この速さをイメージするならば、車で時速36kmの速さで進んでいる際の風の感じに近いとの事です。
気象庁によると、この風の強さは「強風時には外での木々や電気の線が揺れる程度」である事が示されています。
このように、日常生活で風の速さを詳細に考慮することはまれでしょうが、天気の情報で風の強さを警戒するよう伝えられると、気にかけることが多いです。
特に雨天時、傘を使用すれば雨を避けられると思いますが、風が強過ぎると傘が壊れるのではと心配になりますよね。
ビニール傘であれば、強風に煽られると骨組みがあっという間にひっくり返ってしまい、壊れてしまうかもしれません。
加えて、強風では傘がほとんど意味をなさないかもしれないでしょうし、持っているだけで全身がずぶ濡れになってしまう可能性もある事でしょう。
なのでその場合は、なるべく外出を避けて建物内で待機しておいた方が賢明であると言えますね。
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風速10ｍで傘はさす事が出来るの？
それでは、10ｍの風速の中では傘は使う事が出来るのでしょうか？
結論から申し上げると、10ｍの風速での傘の使用は、辛うじて可能ではあります。
ただし、風の方向や強さは一貫していないため、そのような要素が加算されると不安要素は尽きません。
両手を使ってしっかりと傘を持っていれば、風の方向や変動に応じて対応することができるかもしれません。
ですが、片方の手で荷物を持っている場合などは、両手で傘を使いにくくなる可能性があります。
さらに、子供を連れて歩く場合、子供のことで手が塞がってしまうと傘の取り扱いが難しくなることも考えられます。
その結果、突然の風で傘が壊れたり飛ばされてしまったりするなどのリスクもあり得るものとなります。
天気予報で風速が10ｍを超えることが無いと確定している場合は安心できるかもしれませんが、風は自然現象ですので突如として強くなることも考えられます。
例えば、建物の隣で歩いているときは静かに感じても、その建物の隅を曲がった瞬間に強風に遭遇する事も十分にあり得ます。
ですので、数字だけで判断するのではなく、実際の外の状況と風の強さや方向を考慮して、傘の使用を検討することが大切ですね。
風速10mのとき、外出は慎重になった方がよい？
風速が10ｍだった際、外出は考え直した方が良いのでしょうか？
アウトドア活動、例えば釣りやキャンプでの風速10ｍはやや強風であると捉えられることが多いです。
釣りを行っている際に風が吹かれると、釣り糸がもつれたり、テントが激しく動いたりもするので、強風の日のアウトドアは最適とは言えません。
これはゴルフをしている際にも言える事で、風速10ｍの風は頻繁に経験しますが、ショットの質やボールの飛び方に影響が出ることは確かな事でもあります。
日々の暮らしでは、特に外出を避ける必要はないかもしれませんが、安全を第一に考えるのであれば、必要のない外出は控えるのが賢明です。
場合によっては強風下では風が強いだけでなく、飛来物による怪我のリスクがあるため、十分に注意が必要です。
他にも、大事な書類が風に飛ばされるなどのトラブルも考えられます。
また、小さな子供を連れている場合にも、子供が怪我をしないようにするなどの気をつけなくてはならないポイントはさらに増えるでしょう。
ですので強風の中、もし特に今日外出する理由がなければ、落ち着いた天気の日を選択するのも一つの方法として考えておくようにした方が良いですね。
まとめ
風速が10mだった際の風の強さや、外出が出来るかについてまとめました。
風は不確実な要素を持つ自然現象の一つです。
そこで一つの指標として風速10ｍという予報が出れば、かなりの強風が吹いているという事が予想されます。
その上さらに雨も降ると視界が悪くなりますし、持っている傘が役に立たなくなることもあり得ます。
強行するとお気に入りの傘がダメになってしまう恐れがありますので、無茶な行動は控えておくようにした方が良いですね。
可能であればそのような日は外出を控えるようにし、自宅で過ごすのが最良と言えるかもしれません。