毎年、新年を迎えるたびに登場する干支の置物。
でも、いざ年が明けると 「片付けるタイミングが分からない…」 という人も多いのではないでしょうか?
干支の置物は 風水的に「運気の流れ」を意識することが大切 です。
間違った扱い方をすると、せっかくの縁起物が逆効果になってしまうことも…。
この記事では、「干支の置物を片付けるベストなタイミング」「正しい処分方法」「開運につながる飾り方」などを詳しく解説します!
新しい年の運気をしっかり取り入れるために、ぜひ参考にしてください。
スポンサーリンク
干支の置物は出しっぱなしでいいの?
干支の置物の意味と役割
干支の置物は、毎年の干支にちなんだ縁起物として飾られます。
もともとは 「その年の守り神」 のような存在で、新しい年の運気を呼び込む役割があります。
また、十二支にはそれぞれ異なる エネルギー や 意味 があります。たとえば…
干支 | 意味・象徴 |
---|---|
子(ねずみ) | 繁栄・子孫繁栄 |
丑(うし) | 忍耐・誠実 |
寅(とら) | 勇敢・決断力 |
卯(うさぎ) | 飛躍・安全 |
辰(たつ) | 権力・成功 |
巳(へび) | 知恵・再生 |
午(うま) | 活力・成長 |
未(ひつじ) | 平和・協調性 |
申(さる) | 知恵・順応力 |
酉(とり) | 商売繁盛・目標達成 |
戌(いぬ) | 忠誠・守護 |
亥(いのしし) | 勇気・無病息災 |
このように、その年の干支は「一年間の運気のサポート役」となるため、
翌年に持ち越すよりは 「その年限りの特別なもの」 という考え方が一般的です。
風水的に「運気の循環」が大事
風水では「気(エネルギー)の流れ」がとても重要です。
干支の置物は 「その年のエネルギーを象徴するもの」 なので、年が変われば気の流れも変わります。
そのため、 新しい年を迎えたら、前の年の干支の置物をしまう のが基本とされています。
年が変わると「気」が変わる?
風水では、 「古い運気をリセットし、新しい運気を取り入れる」 ことが大切です。
そのため、 前年の干支の置物をずっと飾り続けると、古い気が停滞してしまう ことも…。
特に、
- ずっと同じ場所に置きっぱなし
- ほこりをかぶっている
- 置物が欠けたり壊れている
といった状態になると、 逆に運気が下がる 可能性があるので要注意です。
ずっと飾ると逆効果になるケース
以下のようなケースでは、干支の置物を出しっぱなしにすると運気が悪くなることがあります。
✅ 気の流れを妨げる場合
➡ 風水では、部屋のエネルギーの流れが滞ると運気が停滞すると考えられています。
✅ 運気の切り替えができない
➡ 古い干支のままだと、新しい年の運気がスムーズに入ってこない可能性が…。
✅ 置物が劣化している
➡ ひび割れや色あせがあると、悪い気を引き寄せることもあるので注意!
例外として出しっぱなしOKな場合
ただし、例外として 一年中飾ってもOKな干支の置物 もあります。
例えば、
✔ 家族の干支をモチーフにしたもの(個人の守護として)
✔ 風水的に「吉」とされる方角に置く
✔ 十二支すべてが揃っているデザイン
このような場合は 家の守り神として活用できる ので、出しっぱなしでも問題ありません。
干支の置物をしまうベストなタイミングとは?
一般的にはいつ片付ける?
多くの人が 「年が明けたらすぐに片付けるべき?」 と悩みますが、
一般的には 「松の内(1月7日)」を過ぎたらしまう のがよいとされています。
松の内とは、お正月飾りを片付ける時期のことで、地域によっては 1月15日まで の場合もあります。
旧正月まで飾るのはアリ?
中国では 旧正月(春節) を迎えてからお正月飾りを片付けることが多いです。
日本でも、 「1月末~2月上旬の旧正月まで飾る」のはOK という考え方もあります。
縁起が良い「しまい方」とは
干支の置物をしまう際は、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
✅ 感謝の気持ちを込める
➡ 「1年間ありがとう」と心の中で伝えてから片付ける
✅ ほこりを取り除く
➡ 汚れたまましまうのはNG。軽く拭いて清潔にする
✅ 丁寧に包む
➡ 新聞紙よりも和紙や布で包むと良い
✅ 収納場所を選ぶ
➡ 直射日光や湿気が少ない場所がベスト
収納場所の選び方
干支の置物は 「神聖なもの」 なので、できれば 高い位置の棚や引き出し に保管するのが理想的です。
湿気が多い場所(押し入れの奥など)は、カビや傷みの原因になるので避けましょう。
干支の置物を処分する方法
そのまま捨てるのはNG?
干支の置物は 縁起物 なので、ただゴミとして捨てるのは避けたいところです。
風水的にも、運気の影響を受ける可能性があるため、 適切な方法で処分する ことが大切です。
特に、以下のような方法で捨てるのは NG とされています。
🚫 燃えるゴミ・不燃ゴミとしてそのまま捨てる
➡ 縁起物を雑に扱うと、運気が下がる可能性がある
🚫 壊れたまま放置する
➡ ヒビ割れや汚れた置物は悪い気を引き寄せる
🚫 無造作に他の物と一緒に捨てる
➡ 感謝の気持ちを込めずに捨てると、良い縁が遠のく
では、どうすれば正しく処分できるのでしょうか?
神社やお寺で供養してもらう
一番おすすめなのは、神社やお寺で供養してもらう方法 です。
特に、どんど焼き や お焚き上げ で処分してもらうと、感謝の気持ちを込めつつ、穏やかに見送ることができます。
✅ どんど焼き(お正月飾りと一緒に焼く行事)
➡ 1月15日ごろに全国の神社で行われることが多い
✅ お焚き上げ(神社やお寺で行う供養の儀式)
➡ 縁起物や人形などを浄化してから処分する
供養をお願いしたい場合は、事前に神社やお寺に問い合わせるのがベストです。
自分でできる正しい処分方法
もし近くに供養をお願いできる場所がない場合は、自宅で丁寧に処分する こともできます。
💡 正しい処分の流れ
- 感謝の気持ちを込めて手を合わせる
→ 「1年間ありがとうございました」と心の中で伝える - 塩で清める(可能なら)
→ 置物に軽く塩をふり、浄化する - 白い紙や布で包む
→ 新聞紙ではなく、できれば 白い和紙や布 を使うと良い - ゴミ袋に入れて処分する
→ ほかのゴミとは分けて捨てるのがベター - ゴミの日に出す前にもう一度手を合わせる
→ 「ありがとう」と伝えてから手放すと運気ダウンを防げる
縁起の良い手放し方とは?
風水的に、干支の置物を手放すときは 「運気をリセットする」 ことが大切です。
以下の方法を取り入れると、より良いエネルギーを保ちながら処分できます。
✔ 新しい干支の置物と交換するタイミングで手放す
✔ 満月や新月の日に手放す(風水的に良い日)
✔ 神社やお寺でお祓いを受ける
特に、新月は 「新しいことを始めるのに最適な日」 なので、古いものを手放すのに適しています。
環境に優しい処分方法も紹介
最近では、リサイクル という考え方を取り入れる人も増えています。
例えば、以下のような方法で 環境に優しい形で手放す こともできます。
🌱 リサイクルショップに寄付する
➡ 綺麗な状態なら、必要な人に譲るのもアリ
🌱 メルカリやフリマアプリで譲る
➡ 中古でも大丈夫なら、欲しい人に販売できる
🌱 工芸品として再利用する
➡ 陶器や木製の置物は、DIYやインテリアとして活用することも
ただし、譲る際は「その年の干支のもの」だけにしたほうが無難 です。
(古い年の干支は「運気が終わっている」と考えられるため)
干支の置物は 正しく処分すれば、運気が下がることはありません。
むしろ、新しい運気を迎えるための大切なステップです!
干支の置物を一年中飾ってもいい場合とは?
置物の素材による違い
干支の置物にはさまざまな 素材 がありますが、風水的に 「一年中飾ってOKなもの」と「片付けた方が良いもの」 に分かれます。
素材 | 一年中飾れる? | 理由 |
---|---|---|
木製 | ◎ | 自然素材で浄化作用があり、飾り続けても良い影響を与える |
陶器 | 〇 | 落ち着いた気を持つが、年が変わるごとに入れ替えた方がベター |
金属製(ゴールド・シルバー) | 〇 | 金運アップに良いが、年ごとのエネルギーと合わなくなる可能性あり |
紙・張り子 | △ | 時間が経つと劣化しやすく、1年で役目を終えることが多い |
プラスチック | △ | あまり縁起物としての力が宿りにくいので、早めの交換が推奨 |
特に 木製の干支の置物 は、風水的に「調和の気」を持ち、長期間飾るのに適しているとされています。
風水で見た「開運アイテム」としての活用法
干支の置物を「運気アップのアイテム」として利用する場合は、以下の方法を取り入れると良いでしょう。
✅ 常にきれいな状態を保つ
➡ ホコリをかぶると運気が下がるので、定期的に掃除する
✅ 風水に合った方角に置く
➡ それぞれの干支に適した場所に飾ると、開運効果が高まる
✅ 家族の干支をセットで飾る
➡ 家族の干支を揃えると、家庭運がアップする
特に、「家族全員の干支を並べて飾ると絆が深まる」 と言われているので、一年中飾るのもアリです!
家のどこに飾れば運気アップ?
干支の置物を飾るなら、以下の方角を意識すると運気が上がりやすくなります。
干支 | 適した方角 | 開運効果 |
---|---|---|
子(ねずみ) | 北 | 金運・繁栄 |
丑(うし) | 北東 | 忍耐・努力 |
寅(とら) | 北東 | 勇気・決断力 |
卯(うさぎ) | 東 | 健康・発展 |
辰(たつ) | 南東 | 権力・成功 |
巳(へび) | 南東 | 財運・知恵 |
午(うま) | 南 | 情熱・活力 |
未(ひつじ) | 南西 | 家庭運・安定 |
申(さる) | 南西 | 頭脳明晰・適応力 |
酉(とり) | 西 | 商売繁盛・目標達成 |
戌(いぬ) | 北西 | 忠誠・守護 |
亥(いのしし) | 北西 | 勇気・無病息災 |
例えば、「酉年の置物を西に飾ると金運アップ」 など、干支に合わせた方角を意識するのがポイントです!
こんな干支の置物は出しっぱなしOK
以下のようなタイプの干支の置物は、一年中飾ってもOKです。
✔ 開運グッズとして作られたもの(風水的に良いデザイン)
✔ 干支が全て揃っているもの(バランスが取れている)
✔ 個人の守護として使う場合(自分の干支の置物をお守りとして持つ)
✔ 家のエネルギーを調整するために置く(インテリアの一部として活用)
特に、干支がすべて揃った置物 は「家族の運気を守る」とされ、常に飾っておいても問題ありません。
家のエネルギーを調整する方法
風水では、「家の中の気の流れを整えることが大切」 とされています。
干支の置物を使って運気を調整するなら、以下のポイントを意識しましょう。
🌿 玄関に飾ると、良い運気を呼び込む
🌿 リビングに飾ると、家庭運が安定する
🌿 寝室に飾る場合は、小さめのものを置くと吉
🌿 机の上に置くと、集中力が高まる
また、「その年の干支」を飾ると、その年の運気を呼び込む効果があるので、毎年入れ替えながら飾るのもおすすめです!
干支の置物は、「どう使うか」「どこに置くか」によって運気が変わる」 というのが風水の考え方です。
では、来年の干支の置物を迎える準備についても解説していきます!
来年の干支の置物を迎える準備
新しい干支の置物を買うタイミング
干支の置物を新しく迎える場合、 「いつ買うか」 が運気に影響を与えることがあります。
ベストなタイミングは以下の2つです。
✅ 年末(12月中旬〜大晦日)
➡ お正月飾りと一緒に準備することで、新年の運気をスムーズに取り入れられる
✅ 年明け(1月初旬)
➡ 初詣の際に神社やお寺で購入すると、より縁起が良い
特に 「大安」や「一粒万倍日」 などの吉日に購入すると、さらに運気アップにつながります!
古い置物との入れ替え方
新しい干支の置物を迎えるときは、古い干支の置物をどうするか も考えなければなりません。
基本的には、以下の手順で入れ替えるのがおすすめです。
1. 旧年の干支の置物に感謝の気持ちを伝える
➡ 「一年間ありがとう」と心の中でお礼を言う
2. しっかり掃除してから片付ける or 供養・処分する
➡ ホコリを取り除き、浄化してからしまう
3. 新しい干支の置物を飾る前に、飾る場所を整える
➡ できれば 12月31日〜1月1日 に入れ替えるとスムーズ
このように 「感謝 → 整理 → 新しい気を迎える」 という流れを意識することが大切です。
運気が上がる飾り方
新しい干支の置物を飾る際は、ただ置くだけでなく 「より良い運気を引き寄せる方法」 を取り入れると効果的です。
💡 開運する飾り方のポイント
✅ 玄関に置く
➡ 良い気を招き入れるためにおすすめ(玄関の左側が吉)
✅ リビングの目立つ場所に飾る
➡ 家庭運がアップし、家族の幸せを引き寄せる
✅ その年のラッキーカラーを意識する
➡ 例えば、「2025年の干支(巳年)」なら、金色や緑色の飾りを加える
✅ 高めの場所に飾る
➡ 床に直置きすると運気が下がるので、台や棚の上がベスト
干支の置物と相性の良いアイテム
干支の置物だけでなく、相性の良いアイテムを組み合わせる ことで、さらに開運効果を高めることができます。
アイテム | 効果 | 飾ると良い場所 |
---|---|---|
鏡 | 気の流れを整え、良い運気を反射する | 玄関・リビング |
水晶 | 浄化作用があり、邪気を払う | 干支の置物のそば |
観葉植物 | 良い気を生み出し、成長運アップ | 玄関・リビング |
金色の小物 | 金運アップにつながる | 置物の近く |
例えば、干支の置物のそばに水晶を置くと、より浄化されて運気が安定しやすくなる と言われています。
干支を活かした開運インテリア術
毎年の干支の置物をインテリアの一部として取り入れると、部屋の雰囲気も明るくなります。
特に以下のような工夫をすると、開運効果がさらに高まります!
✨ 「和の雰囲気」を取り入れる
➡ 干支の置物を 畳・和紙・竹細工 などと一緒に飾ると落ち着いた空間に
✨ 「ミニ神社コーナー」を作る
➡ 干支の置物+お守り+縁起の良いものをまとめて飾ると運気アップ
✨ 「家族の干支を飾る」
➡ 家族全員の干支を一緒に飾ると、家庭運や人間関係が良くなる
✨ 「ラッキーナンバー」を意識する
➡ 例えば、2025年の巳年なら「6」に関連する配置にすると吉
干支の置物は、ただの飾りではなく 「その年の運気を引き寄せる大切なアイテム」 です。
ぜひ、毎年新しい干支を迎える準備をしながら、良い運気を呼び込んでみてください!
まとめ
✔ 干支の置物は「その年の守り神」として飾るもの
✔ 出しっぱなしにすると「運気の停滞」につながることも
✔ しまうタイミングは「松の内(1月7日〜15日)」が目安
✔ 処分するなら「供養」または「正しい方法」で手放す
✔ 風水的に飾り方や置き場所を工夫すると開運効果アップ!
✔ 来年の干支を迎える準備をしながら、良い運気を呼び込もう!