20代が過ぎ、30代に差し掛かると仕事にも慣れはじめ、人によっては責任のある立場に立たされる事と思われます。
日々の仕事に忙殺される中で、ふと我にかえった時に「これが自分のやりたかった事なのか?」「人生こんなもの?」などと思ってしまう事もあるかもしれません。
そこでふとベッドに横になって、部屋の中で一人天井を見上げてみる。
1分、2分、5分、10分。
気づけば時間だけが過ぎていくように感じてしまう。
そんな時、手にしたスマホで「人生 つまらない」「人生 退屈」といったキーワードを検索してしまう人が多いのでしょうか?
実際にそのようなキーワードで検索をしてみると、かなりの回数が検索されている事がわかります。
どこかしら共感を覚えてしまう方は多いのでしょうね。
この記事では「人生がつまらない」あるいは「先の未来が見えてしまった」と思ってしまった方に向けてまとめてみました。
何かしら響くものがあれば幸いです。
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つまらない人生とは?
純粋無垢だった子供時代は、目に映るもののほとんどが知的好奇心を満たす遊びで溢れていました。
それから小学校、中学校、高等学校と段階を経ていき、学校の勉強に留まらず人と人との関係についてなど、様々経験をしていく事でしょう。
さらに大学、あるいは専門学校に入学したり、進学せずに就職をするという方も居る事と思われます。
就職せず、夢や目標があってそれに向けて邁進していく人も居れば、世の中の大半の人達は一般的に名の知れた会社に就職をし、仕事に人生を費やしていく事となるでしょう。
子供にとっては目に映るものすべてが喜びや楽しみに満ち溢れていました。
しかし次第に大人になり、30代、40代と年を重ねていく毎に世の中の事について知るようになり、自身に落とし込んだ際にその後の人生が見えてしまう事となるでしょう。
生活の為には仕事をし、収入を得ていかなければ生きていく事が出来ません。
今の仕事や人生に充実感や達成感を感じられなくとも、「生きていく為には仕方の無い事」とどこかで自分を納得させている所もあるのかもしれません。
キチンと仕事をし、税金も納める。それだけでも立派な事ではありますが、自分の中でどう折り合いをつけていけるかにかかっている事となります。
たとえつまらない人生だと感じていても、挑戦する事に躊躇してしまうという事も分からなくはありません。
人生を充実させるには?
ネガティブなキーワードをググらない事
冒頭でも述べたように、ふと一人きりで部屋に居ると頭の中をネガティブなイメージによって覆われてしまう事があります。
そんな時、気を紛らわせようとスマホで「人生つまらない」「退屈」などと検索するのは決して良いとは言えません。
人はネガティブな方向に思考が行きがちですし、特にこのコロナ禍においては世の中の情勢や自身の身の回りを踏まえると、今後の人生を悲観しがちになってしまうでしょう。
ですが、その時の感情に任せるようにネガティブな事を調べてしまうと、負の感情が連鎖してしまい抜け出すまでに時間を要してしまいます。
Googleは今では当たり前のように人々の生活に馴染んでおり、それ以前の生活と比べると人間にとって本当に便利なシステムだと思わされます。
検索をすれば素朴な疑問や欲しいモノなどなんでも答えてくれますし、哲学的な事から人が抱える悩みについても教えてくれます。
ですがそれにも注意が必要です。
良質な記事を見極め、検索順位を決めるのはGoogleの役割ではありますが、実際に記事を書くのは人間です。
検索エンジンに適した記事の構成をする事で、極端な話、上位表示する事も出来てしまうので、ある程度のテクニックがあればアクセス数を稼ぐ事が出来るようになってきます。
そこから無料でメルマガに登録して誘導されると、セールスに繋がってしまう事もあるでしょう。
もちろん、それら全てが悪いという事も無いですが、その多くは時間とお金を浪費してしまう事に繋がりかねません。
それでしたらまだ将来に役に立つような資格の勉強であったり、専門書・哲学書などを読んだ方が将来役に立つ事が多いです。
私の場合、一時期ニーチェや『「原因」と「結果」の法則』のジェームズ・アレンなど、昔から読み継がれている書を読み漁った時期がありました。
今話題になっている書物を読む事も良いのですが、百年以上、あるいは数世紀にわたって読み継がれている書物というのは、それだけ人類にとって普遍的でどの時代の人にとっても心に響く内容となっています。
その時の感情に任せて時間を浪費するよりも、自身にとってのしっかりとした基盤として教養を蓄えていく方が生産的です。
自分の人生に目を向ける
これまで、世のため人のために時間と労力を費やしてきた人にとって、ふと時間が空いてしまうと『自分』という存在が空っぽのように感じてしまう事があります。
分かりやすい例で言うと、高校・大学を卒業後就職し、家族や会社の為に身を削って働いてきたサラリーマン・OLの方々がいざ定年を迎えると途端に生きがいを感じなくなってしまう事があるようです。
自分の人生というのはやりたいと思っていた事など、これまで家族や会社の為に自分の時間を犠牲にしてきた人にとっては難しい課題であるかもしれません。
とはいえ、自身の過去を掘り起こす作業をしていくと、幼少期の思い出や憧れていた職業がもしかしたらあったのかもしれません。
「でも年齢的に厳しいかも…」
「挑戦するにはお金が必要…」
もちろん、そういった問題などの課題はありますが、何事も初めから成功するという事は難しいですし、地道な努力の末にようやく成功を手に入れるようになるものです。
自分の夢に挑戦する前にお金を貯めたり、仕事をしながら少しずつでも知識やスキルを蓄えていく必要があります。
極限まで自分を追い込んでみる
人は極限まで追い込まれてしまうと、そこから何とかして抜け出そうと必死にもがき続けます。
それは生命の本能的な要素が働くのかもしれませんが、根源的には「生きたい」という思いが強く働くのではないかと思われます。
そのような状況に追い込まれると、「人生つまらない」などといった思いは湧き辛くなるものです。
たとえば、劣悪な環境で昼夜問わず働かされ、おまけにサービス残業も課されるブラック企業。
むしろ刑務所の方が快適で良い生活をしているのではないかと思わされるほど、「絶対に自力で稼ぐようになって辞表を叩きつけてやる!」と、それに向けて邁進していくエネルギーに変換していくものと思わされます。
必ずしもそのような環境に身を投じなければいけないという訳では無いですが、そのような環境下においては意地でも努力をせざるを得ない状況に追い込まれるのもまた事実です。
収入が途絶え、電気・ガスが止まり生きていく上で必要最低限のライフラインが途絶える状況にまで追い込まれると、そこで火事場の馬鹿力が発動するものです。
そうなった場合、「自分の人生がつまらない」などと考えている余裕も無くなる事でしょう。
身近にある物を整理する
生活していくと日に日に日用品や雑貨などが自然と増えていきます。
気付けば部屋中が物で溢れかえってしまう状況となってしまい、思考も散漫に。
一度思考をリセットするという意味でも、最低限生活に必要なもの以外のものを処分したり、フリマアプリを活用して不要品の販売して蓄えにしていくのも良いでしょう。
沢山の物で溢れかえっている時は気持ちも満たされますが、気を引き締め、パフォーマンス性を高める為にも断捨離は必要な事でもあります。
ストイックで自分を律する事が出来る人ほど、社会的に成功を収めている人の割合が高いのもまた事実です。
まとめ
暇を持て余してしまうと怠け心からか、ネガティブな事もつい考えがちとなってしまいます。
充実した日々を送っていく為にも、心がけ一つで物事が変わっていくかもしれませんよ。