履歴書の空欄期間が長引いてしまうと、それだけ社会復帰が遠のいてしまう事となってしまいます。
ニートになってしまった人はそれぞれ理由がありますが、将来の事を考えるとなるべく早めの対策は必要となってきます。
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とはいえ、人と接する機会が無く、家に引きこもってしまうような生活が続いているようであれば、バイトをする事すら難しく感じてしまうかもしれません。
この記事では、ニートになってしまった方、あるいはニート期間が長引いている方でも収入を得ていく方法についてまとめています。
社会復帰を果たす為にも、まずは第一歩としてバイトから始めていきましょう。
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ニートでも決まりやすいバイトの条件
面接なし
人と接する機会が無いと、人とどう接していけば分からなくなってしまいます。
その為、面接においても挙動不審になってしまったり、上手く受け答えが出来ないなど、相手に悪い印象を与えてしまいかねません。
スマホを使って「面接なし バイト」などと検索する事で、面接が無くてもすぐに始められるバイトを見つける事が出来ます。
必要事項を記入する事で、ニートの方でも始める事が出来るので、面接に不安があるようでしたらやってみると良いでしょう。
短期バイトから始める
ニート期間が長引くと、それだけ働く事自体に抵抗を感じてしまうかもしれません。
長期間働くとなるとそれだけハードルが上がってしまうので、まずは1日からでも始められる短期のバイトを探してみましょう。
人によって経済状況が変わってくるかもしれませんが、月に10万円程度稼ぐ事を目安に仕事を探すと良いです。
単調な作業
バイトに求められる仕事は、正社員と比べると責任の重い仕事はありません。
その為、基本的には誰でもできる仕事であったり、単調な作業が主の仕事である事が多いです。
もちろん、働く以上は相応の責任を持って仕事に取り掛かる必要はありますが、勤務態度が悪かったり大きなミスをしない限りは解雇される事もありません。
単純作業が続く仕事というのは、業務中はほとんど人と接する事は無く黙々と作業ができるので、ニートの人にとっても続けられやすいと言えるでしょう。
人と関わる事が少ない仕事
人と関わる事に苦労するようであれば、人と関わらなくて良い仕事を選ぶ必要があります。
ニート経験が続くと、必然的に人と接せる機会というのが極端に減る事となってしまします。
その為、仕事とはいえ人と関わる時間が長いと気疲れしてしまい、仕事が長続きしなくなってしまう事でしょう。
その点、単純作業であれば人とコミュニケーションを取る事も少ないので、ニートでも始めやすいです。
家に居ながらでもできる仕事
バイトの中には、在宅でも可能な仕事があります。
人付き合いや人間関係が苦痛に感じるのであれば、自分が落ち着く空間で仕事が出来るのは心理的な負担もかなり少なくなると思います。
在宅の場合、パソコンのスキルが必須となりますが、WordやExcelのスキルを持っていれば始める事が出来るでしょう。
また、在宅でできる仕事に関しては以下の記事にもまとめています。
興味がありましたらコチラも参考にして頂けると幸いです。
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ニートでも出来そうなバイト
ニートでも出来そうなバイトについて紹介させてもらいます。
経歴にブランクがあったり、未経験の職種でも始める事が出来ますので、ニートの人にとっても始められやすいバイトであると言えます。
それぞれメリットやデメリットについてもまとめています。
この中から少しでも「これなら自分にも出来そう!」と思うものがありましたら、アルバイトの求人サイトや広告などで探してみましょう。
データ入力
ニートの方でもパソコンでの作業が得意だという方は、あらかじめ決められたフォームにデータを入力する仕事を検討してみてはいかがでしょうか?
仕事場に関しては、アルバイトでもオフィス内での仕事となる為、夏場でも冬場でもエアコンの効いた室内で仕事が出来るので環境に関しては良いと言えるでしょう。
一方で同じ作業が苦痛に感じたり、集中力がすぐに途切れてしまう人だと要注意です。
また職場によってはデータ入力だけでなく電話対応や来客対応を任される事もありますので、事前に調べておくと良いでしょう。
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ネットカフェのスタッフ
ある程度栄えている駅前であれば1~2件はあるネットカフェ。
終電に間に合わない時は重宝しますが、スタッフとして働く場合は接客業務がメインとなり、個室内の清掃なども行います。
基本的にはお客様の入退店の際に関わる程度ですので、マニュアル通りに受付や会計をするだけなのでニートでもしやすい仕事であると言えます。
求められるスキルもそれほど高くありませんので、漫画やパソコンが好きな人にとってはおススメです。
コンビニバイト
コンビニは全国各地至る場所にありますし、シフトも融通が利きやすいので自分のペースで働く事が出来ます。
自宅付近にあるコンビニでしたら通勤もしやすいですし、最寄り駅付近には都心であれば少なくとも2~3件はコンビニを見つける事が出来ると思います。
ただし、近年は人々の需要の拡大に伴い、コンビニでできるサービスも増えてきました。
利用者にとっては便利なコンビニですが、仕事をする側にとっては負担が大きくなってきている事も事実としてあります。
また、接客の際にお客様との最低限のコミュニケーションを必要とする為、ニート期間が長い人ほどややハードルが高いと言えるかもしれません。
そういった意味では早朝や深夜帯などの来客が少ない時間を狙うと負担も減る事でしょう。
また深夜帯は時給も高くなるので、少しでも多く収入が欲しいのであればその時間帯を狙ってみてはいかがでしょうか。
郵便局の仕分け
年末年始の時期になると、年賀状の仕分けで通常よりも多くの募集がかかります。
その為ニートでも採用される可能性も高いので、予定が空いていればシフトを入れてみると良いですね。
郵便局での主な作業というのは、はがきや封筒といった郵便物の仕分けのバイトとなります。
作業工程が分かれば単純作業であるため、人とコミュニケーションを取る必要が無く、ニートでも比較的始められやすいバイトと言えるでしょう。
自宅の近辺にある郵便局でも募集が行われていますので、通いやすいというメリットもあります。
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ポスティング
担当するエリアのポストにチラシを入れていくだけの単純な作業の為、ニートでも始めやすいバイトと言えます。
人と話す必要もありませんし、何よりも自分のペースで仕事が出来る為、ストレスを感じる事なく取り組むことが出来るでしょう。
一方で会社によっては歩合制を採用している為、労働に見合った報酬が出ない事もあるかもしれません。
その為、あらかじめバイトの求人をしっかりと読み込んでおく必要があるでしょう。
宅配サービス
コロナ禍により在宅時間が増える中、宅配サービスが充実するようになりました。仕事内容としては、自転車やバイクを使って商品の受け渡しをする仕事となります。
その際にお店の人とお客さんと接する事となりますが、基本的には商品の受け渡しだけなので必要最低限のコミュニケーションで済む事となります。
仕事をする上で勤務地を自宅付近にしたり、働く時間も決める事が出来るので、自分のペースで働きたい人には始めやすいと言えるでしょう。
自分で労働量を管理できる人におススメです。
一方で、出前サービスの充実に伴い現在では供給過多となってしまい、その分取り分が少なくなってしまったという話も聞きます。
またテレワークから通勤に戻す会社も増えてきているので、以前ほどの需要は減ってきていると言えるでしょう。
ですが人と関わる時間が少ないですし、運動不足も解消出来るので、社会復帰の足掛かりとして良いかもしれません。
本屋の店員
本屋での仕事も、ニートの人でも比較的始めやすいバイトであると言えます。
本の品出しや会計など、基本的な業務は行いますが、小売業の中でも特に静かな環境で働く事が出来る職場でもあります。
近年は電子書籍の普及に伴い、町から本屋さんの数が年々減ってきていますが、本が好きで静かな環境で働きたい人にとっては働きやすい環境であると言えます。
警備員
警備員のバイトは、工場や建設現場などで交通誘導を行ったり、イベント会場の警備を行うのが主となります。
イベント会場ですとお客さんの対応に迫られる為忙しいかもしれませんが、工場内の巡回警備のバイトなどはコミュニケーションも少ないです。その為、ニートの人でも比較的始めやすいのでおススメです。
また場合によっては夜勤もある為、就労前に確認をしておきましょう。
倉庫内のピッキング作業
ピッキング作業は倉庫内で行います。ピッキングとは「必要なものを集める(ピックアップする)」という意味がありますので、言葉の通り必要な商品や品物を集めるという意味になります。
あらかじめ渡されたリストや注文書に書かれてある品物を集め、検品担当者や梱包探傷車へと受け流していく作業となります。
ピッキング作業は倉庫内にある品物を扱う為、倉庫の規模が大きければ大きいほど移動する距離が変わってきてしまいます。
その為、倉庫内を何度も往復する事となりますので、運動不足を解消するという意味でも良いかもしれません。
また扱う商品は文房具や車の細かな部品といった軽い品物が主なので、男女問わず始める事が可能です。
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シール貼り
商品のシール貼りの仕事は特別なスキルや資格が必要ありませんので、誰でも始める事が出来ます。
重い荷物を持つ必要もありませんので、女性や筋肉に自信が無い男性にとっても始めやすい事でしょう。
作業をする上で正しい位置にシールを貼る必要がありますが、間違えて違う場所に貼らないように注意が必要です。
ただし、シール貼りの仕事は誰でもできるものですが、希望した作業を出来るかどうかは仕事内容によって異なる事もあります。
作業の全体の一部だけであとは軽作業という事もありますので、その点は気を付けておいた方が良いかもしれません。
軽作業
軽作業は工場や倉庫内での作業が主となります。
基本的には一人で行う作業がほとんどですので、人とコミュニケーションを取りながら作業を行うのが苦手なニートにとっては、始めやすいバイトであると言えます。
また作業自体は単純なものが多いですが、工場内や倉庫内では重たい荷物が積み上げられていたりします。ですので周囲の状況を踏まえた上で作業をしないと、場合によっては怪我に繋がってしまう事もありますので、その点は注意が必要です。
また、場内にはフォークリフトが往来しているので、邪魔にならないように脇に避けるなど、安全に配慮した上で作業を行うと良いでしょう。
梱包・仕分け作業
工場内での文房具やシャンプーボトルの梱包など、軽い商品を扱うものもあれば、ゴルフバッグや折り畳み式の机などの思い商品の仕分けをする事もあります。
体力に自信があるのであれば、ニートでも始める事が出来る仕事と言えるでしょう。
作業自体はライン上で流れてくる商品を袋や段ボール等に梱包したり、指定されたカートに商品を積み込むといったものなので、工程を覚えてしまえばそう難しい仕事ではありません。
一方でデメリットと言えば、中には2Lのペットボトル6本入りの段ボールケースであったり、書類の詰まった段ボール箱を仕分ける場合もあります。
その為、全身の筋肉を使って作業をする事となりますので、腰や足腰への負担が伴ってしまう事となります。
体力が無いと翌日筋肉痛になってしまうなど、継続して働く事が難しくなってしまうので、自身の体力を踏まえた上で仕事に臨むと良いでしょう。
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それでもバイトが難しいと感じたら
精神的なトラウマが強かったり、何かしらの事情で働く事が出来ない場合は生活保護の受給を検討する必要がありそうです。
生活保護の申請は国民の権利ですので、今の生活が苦しいようでしたら相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。
申請しても審査に通るとは限りませんが、まずは厚生労働省のホームページを閲覧して、条件に合うかどうかを調べてみると良いでしょう。
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⇒生活保護の受給について 厚生労働省HP (外部サイトにアクセスします)
まとめ
ニートなどスキルが無い人でも出来るバイトというのは、主に単純作業の仕事が多いと言えるでしょう。
将来的にAIの普及に伴い、このような仕事がいつまであるか分かりませんが、社会復帰を果たす為にも今できる事から始めてみてはいかがでしょうか?
また、将来の事を考えるとアルバイトだけを続けていると昇給は出来ませんし、低賃金のまま人生を費やしてしまう事となってしまいます。
ですのでいずれはニートを脱却し、一般的な水準の生活を送る為にも就職を視野に入れておくと良いでしょう。
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