1mmの降水量って実際にはどの程度?計測方法や傘の必要性は?

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出かける前の雨の予報を確認し、傘が要るのか考えた際に、どれだけの雨が降るのかを知りたくなりますよね。

予報で「降水量1mm」のような表現が出てきても、実際に傘を持っていくべきなのか疑問に思う方も多いでしょう。

そこで今回は、

・降水量とは何か?

・降水量の測定方法は?

・1mmの降水量とは具体的にどのくらい?

・1mmの時、傘は必須なのか?

について解説をしていきたいと思います。

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降水量とは何か?

降水量は、降った雨や雪の量を示す指標の事を言います。

気象庁の解説によると、降水量は雨が流れることなく集まる場合の水の深さをmm(ミリメートル)で示すものとしています。

引用元:気象庁公式サイト (https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#1)

降水量の計測方法は?

降水量の計測に関して、転倒ます型雨量計という道具が活用されています。

「転倒ます型雨量計」という名前は初めて耳にする方も少なくないでしょう。


簡単に述べると、この計測器具は2つの三角形の「ます」が左右に取り付けられています。

一定の雨量が一方の「ます」にたまると、その「ます」が転倒する仕組みとなっています。

この転倒ますの容量が0.5ミリリットルで、1回の転倒で0.5ミリの降水量が記録されるものとなっています。

1mmの降水量って具体的にどのくらい?

降水量1mmとはどれくらいの量の雨を指すのでしょうか?

テレビの天気予報でよく出てくる「アメダス」というシステムがありますが、これは1時間における降水量を示すものです。

つまり、降水量1mmとは、1時間に1mm分の雨が降ることを指します。



具体的には、1平方メートルの面積に1mmの高さの雨が降ることを意味しています。

降水量が0~1mmの場合、体感としてはほぼ雨が降っていないように感じられる事でしょう。



ですが、1mmの降水量がある場合、しばらくすると道が濡れてきます。

長時間外にいると、徐々に全身が濡れるような降り具合になります。

降水量が1mmのときに傘は要る?

降水量1mmの際、傘を持参すべきなのか考える人は多いでしょう。

その為、気になるようであれば持っておいた方が安心かもしれません。

雨は自然現象なので変わりやすいですし、一度降り始めると少しの後で弱くなることもあれば、突然激しくなることもあります。

また天気予報には

「ところにより」

「一時的に」

といったような曖昧な表現が使われることが多々あります。

それだけ自然現象である雨の予測をする事は出来ないという事でもありますからね。


雨は場所や時間によって強さが変わったり、突然激しくなることもあり得るものです。

なので今現在の降水量が1mmであっても、突然の強い雨に備えて、折り畳み傘を持ち歩くのがおすすめです。


例えば、近くのスーパーやコンビニまでの短い散歩の場合など、雨具があまり必要でない場面では急な強雨に備えて折り畳み傘を持参でも良いでしょう。

買う品物が多くなると予想できる場合は、念のため傘は持参しておいた方が良いかもしれませんね。

まとめ

降水量1mmであれば、ほんの少しの雨を指すことが多いです。

ですが、外に長くいる予定があるのであれば、傘は持っていた方が安心です。


1mmの雨でもしばらく外にいると濡れるので、降水量が3mmや5mmの場合は、傘が絶対に必要になります。

気象は予測が難しい上に変わりやすいので、出かける前に天気予報をしっかり確認してください。

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